Q

その他
男性

20分の短い面接は不合格の可能性が高いでしょうか?

先日会計事務所の面接を受けたところ、当日の面接時間はわずか20分であっさり終わってしまいました。

ここまで時間が短いと不合格の可能性が高いでしょうか?

ちなみに、質問されたことは以下の6つです。

①採用になった場合、この業務はできますか?
②総務で応募してくださったと思いますが、税理士補助の仕事には興味ありますか?
③給料はどのくらいをご希望ですか?
④残業は大丈夫ですか?
⑤弊社以外で受けている企業はありますか?
⑥いつから働けますか?

あまりにも短時間だったため、不合格だから早く切り上げられたのかと不安になっています。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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面接時間の短さで合否は決まらない

面接時間が短いと感じ、不合格の可能性があるのではないかと不安になっているのですね。

結論から言うと「面接時間の長短だけで合否は判断できない」です。20分で終わったからといって必ず不合格というわけではありません。

6つの質問内容はおそらく、あらかじめ決まっていた質問だと見受けられます。

面接官によっても時間は変動する

そして「面接官は必ずしも採用のプロとは限らない」ということもポイントです。

面接官が応募者の回答をうまく引き出すには、それなりのスキルが必要です。面接に慣れていない人だと、応募者の回答にどのように反応すればよいか迷い、一問一答のようなやりとりで終わってしまうことも珍しくありません。

その結果、短時間で面接が終了する場合もあります。

逆に、面接に慣れている人であれば、回答に応じてさらに話を膨らませたり深掘りしたりします。応募者の人となりを理解しようとするのです。

ですから「面接時間が20分で終わった」という事実だけでは、合否を断定できません。

合否を待つ間も、活動を止めないことが大切!

ただし、就職活動のセオリーとして、面接後に結果を待つ間も、応募や求人検索などの行動は止めないことが大切です。

結果が出るまで何もしないと、活動期間が長引いてしまいます。もし今回の面接で合格となれば、その時点でほかの応募先の調整をすれば良いのです。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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質問内容により20分の面接の背景も推測できる

面接が20分でも「不合格確定」ではありません。

小規模事務所や忙しい時期では一次面接の立ち位置が「条件・役割適合の確認」のみであることがあります。

その場合、面接での質問内容は、できる業務、職域の幅、残業可否、他社状況に関するものになります。

今回の6問はまさに適合性と稼働可否のチェックであることは確かです。

給与や入社時期まで聞かれている点は、一定の関心があるサインとも読めます。

一方、職務の深掘りや作品・成果への質問が乏しいという点では、応募者を一定の基準によってふるいにかける、「スクリーニング色」が濃いのも事実です。

合否には面接後のフォローも鍵

ここからできることには、以下のようなものがあります。

①24時間以内にお礼とともに、志望理由および、担当できる業務や使用ソフト、数値付きの過去の改善実績などの貢献イメージを簡潔に補足してメールで送付

②可能であれば、作品・職務経歴や稼働開始日の根拠資料を添付

③次の選考や課題の有無、想定スケジュールを丁寧に確認

返信が数営業日ない場合は、一度フォローをするのはOKです。

とはいえ1社に固執しすぎず、並行して他社選考も進め、手持ちを確保しましょう。

面接が短時間だったかどうかより、面接後の「フォローアップと関係づくり」が合否を左右します。

思ったよりも面接の時間が短かったと不安に感じている人は、次の記事もチェックしてみてください。面接時間が短い場合の合否のパターンや面接後の心構え、内定をつかむためのマインドセットを解説しています。

次のQ&Aでも、面接が20分で終わり短すぎると感じる相談者に向けてキャリアコンサルタントが回答しています。併せて参考にしてみてください。

面接時間が長い人と短い人では、合否に関係しているのか気になる人も多いかと思います。次のQ&Aでは、その疑問にキャリアコンサルタントが回答しているので、ぜひチェックしてみてください。

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