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自分が無能だと気づいたとき、どうすればいいですか?

社会人になって数年が経ち、最近になって自分が仕事ができない、無能な人間だと痛感することが増えました。

周りの同期はどんどん出世したり、専門性を身につけているのに、自分はこれといった強みもなく、上司からも評価されている気がしません。日々の業務をこなすだけで精一杯で、このまま働き続けても成長できるのか、自信をなくしています。

このまま今の会社にいても良いのか、それとも転職を考えるべきなのか、今後のキャリアをどうしていくべきか悩んでいます。自分が無能だと気づいたとき、まず何をすべきか、何かアドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント

畠山 千春

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焦るのは仕方ない! 2つの視点から不安を解消しよう

周りと比べて、自身の能力が劣っているのではないかと思えて、不安に感じているのですね。

同期が出世しているのを見ると、焦りを感じてしまうのは無理もないです。

今の不安を解いていくために、一つずつ整理していただくと良さそうなことがあるので、以下にて説明しますね。

社会人経験を棚卸し! 好きな瞬間を洗い出そう

「自分はこれといった強みもなく、上司からも評価されている気がしません」と言っていますが、こちらは本当にそうなのでしょうか。

自分で自分を認められなくても、社会人になってやってきた仕事はたくさんあるはずです。一度、これまでに経験してきたことを箇条書きで洗い出してみるのがおすすめです。

このときのポイントは、「強み」ではなく「経験」を書き出すことです。経験の大小は関係ありません。

そのうえで、少しでも「好きだな」「この業務をやっているときは苦じゃないな」というものを見つけてみてください。それがあなたの強みです。

ほかに合う会社はある! 転職活動で理解を広げよう

経験を整理したうえでも違和感が残る場合は、あなたにとって今の会社がベストマッチではない可能性があります。

人の持ち味が活かせる環境は、必ずあります。あなたの能力の有無に関係なく、マッチングの問題なのです。

転職活動を通して外の世界を見たうえで、見えてくる自身の強みや適性もあるはずですよ。今の状況も加味したうえで、ぜひアクションしてみてくださいね。少しでも参考になれば幸いです。

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

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環境要因でもある! 自分と仕事の適性を分析しよう

「自分は無能である」という自己認識は、決して間違いではありません。

ただし、それは正確には「今の環境に置かれた今の自分の状態においては、無能である」という条件付きのものです。

その「環境」とは、職場の人間関係、仕事内容、会社の評価制度、あるいは業界の特性かもしれません。あなたの能力と、環境が求めるものが合っていないだけなのです。

どのような環境でも活躍できる人物はまれです。

一流のスポーツ選手でも、監督との相性によって活躍の場が失われる例は多くあります。自分を責める前に、まず「今の環境の何が自分に合っていないのか」を冷静に分析することからはじめましょう。

感謝が自己肯定感を高める! 今を変える行動を取ろう

では、どうすれば「自分は有能である」と自己認識できるようになるか。

それは、仕事などを通して「誰かの役に立ち、感謝をされること」を繰り返すのが基本です。他者からの感謝は、自己肯定感を高め、自分の価値を再認識させてくれます。

取るべき行動は、「環境を変える(異動・転職)」か「自分を変える(スキルアップ)」の二つです。もし環境が原因だと判断したなら、ためらわずに異動を申し出たり、転職を視野に入れたりする勇気も必要です。

一方、今の環境で活躍したいと願うなら、不足しているスキルを特定し、学習計画を立てて実行に移しましょう。現状を悲観して立ち止まるのではなく、自分を活かせる場所を能動的に探し、作り出していく姿勢を持ちましょう。

どのような人にも、強みはあるものです。こちらの記事では、自分の強みが見つかる方法を解説しています。

仕事に自信のない人は、こちらの記事も目をとおしておきましょう。自信を持って仕事をするための7つの方法を解説しています。

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私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。


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