Q
大学2年生
男性
なんとなく、世界中を飛び回るような仕事がしたいです。
現在スポーツ系の大学に通っています。通っている大学では体育の教員になることが多く、大学の友達もみんな教員を目指しています。
ですが、私は大学生活を送る中で教員になりたくないと感じ始めました。元々教員になりたくてその大学に入ったわけではなくて、なんとなく教員の免許が取れるなら取っておこうという感じで入学しました。
そのため現在は将来の夢がなく、なりたい職業も明確に決まっていません。かといって適当に職場は決めたくなくて、できるなら世界中を飛び回って自分の目で世界を見れるような仕事に就きたいと考えています。身勝手ながらの質問ですが、回答のほどよろしくお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
体力を必要とする仕事を中心に探してみるのもおすすめ
スポーツ系の大学に通っているとのことなので、体力には比較的自信があるのではないかと推測してお話しします。
質問者さんは将来世界中を飛び回って、自分の目で世界を見れるような仕事に就きたいのですね。
海外と取引のある商社の総合職や、海外にも製品を販売している機械メーカーの営業などはどうでしょうか。 スポーツをしていたい人は体力がありますし、コミュニケーション能力に長けていることが多いので、営業は向いていると言われます。
業界研究を深めることを忘れずに
総合商社や外資系企業はBtoB(企業間取引)が多く、一般消費者の耳には入ってこないので業界研究をすることが大事です。
商社やメーカーといったそれぞれの業界を調べ、その業界ごとで、海外とのやりとりをしている企業に絞って企業研究をしていき、自分にピンとくる会社をいくつかピックアップしていきましょう。
そのあとは会社説明会や、インターン、OB・OG訪問などを通して、質問者さんが思い描いている働き方ができるかどうかを確認していくと良いかと思います。「なりたい職業がない」というのは「どのような職業があるのか知らない」ことが原因であることが少なくありません。
先に挙げたように業界や企業のことを調べて、自分の中に知識が増えていくと「あ、これが面白そうかも!」というものが徐々に見えてくるはずですよ。
これから業界研究を始める人は、こちらの記事を参考にしてみましょう。業界研究のやり方やタイミング、活用するツールを解説しています。
視野を広げて学んだことを活かせる業界を見つけてみよう
就活における不安や迷いは、多くの学生にとって共通の課題です。あなたがスポーツ系の大学で学んでいる経験は、教育分野以外にも多くの可能性を秘めています。
スポーツイベントの企画・運営では、チームワークやイベント管理のスキルが活かせます。また、スポーツ関連のマーケティングや健康・フィットネス業界では、スポーツに関する専門知識が強みとなり得ます。
さらに、世界を飛び回るような仕事を希望するなら、国際的なビジネスにかかわる職種も考慮に入れてみてはいかがでしょうか。
たとえば、外資系企業のセールスやマーケティング、国際イベントの企画・運営などが挙げられます。これらの職種では、異文化間コミュニケーション能力や柔軟な思考が求められ、あなたの国際的な視野が活かせるでしょう。
就活のプロに頼るのも一つの方法
このようなキャリアパスを探求する際には、キャリアコンサルタントとの相談が非常に有効です。彼らはあなたの興味やスキルを理解し、適切なアドバイスを提供できます。
また、インターンシップやボランティア活動を通じて、実際に異なる業界や職種を体験することも重要です。これらの経験は、自分に合った職業を見つけるための貴重な機会となりますよ。
最後に、就活は自己発見の旅でもあります。自分にとって何が重要か、どのような働き方を望むかをじっくりと考える時間を持つことが大切です。焦らずに、自分自身と向き合い、自分に合った道を見つけていくことが重要です。
あなたの将来に対する不安や迷いは自然なことです。自分自身を信じ、一歩ずつ前進していきましょう。そして、キャリアコンサルタントや業界のプロフェッショナルとの対話を通じて、自分に合ったキャリアパスを見つけるためのサポートを受けることを忘れないでください。
こちらの記事では、海外に行ける仕事29選を紹介しています。職種、業界によって仕事内容はさまざまなので、自分の就活の軸と照らし合わせてマッチする仕事を探してみてください。
海外での就活事情は、こちらのQ&Aでキャリアコンサルタントが回答しています。併せてチェックしてみてください。