Q

その他
女性

施工管理の仕事に向いてない……辞めたいです。

新卒で入社して以来、施工管理の仕事をしているのですが、正直、自分には向いていないと感じていて、毎日辞めたいと考えています。

特に、現場での職人さんとのコミュニケーションや、複数の業者さんとの調整業務がうまくできず、精神的にかなり疲れました。

また、残業や休日出勤も多く、プライベートの時間がまったく取れないことにも焦りを感じています。

この仕事はやはり体力とコミュニケーション能力が高い人でないと務まらないのでしょうか? 辞めたい気持ちは強いのですが、まだ入社して間もないため、すぐに転職するのは逃げなのではないかと悩んでいます。

「向いてない」と感じながらも働き続けている方は、どのように乗り越えているのでしょうか?

もし転職するとして、施工管理の経験を活かせる向いている業界や職種があれば、アドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/ヒトノビ代表

小関 珠緒

プロフィールを見る

困難な仕事では退職も一つの選択肢

新卒で入社されたばかりとのこと、勤続年数はおそらくまだ短いのではないかと推察します。

まず、向いていないと感じることを「逃げ」だとご自身で思われているようですが、私はそうは思いません。

新卒で初めて仕事に就き、同様の悩みを抱える人はどの職種にも多くいます。

施工管理には独特の難しさが存在する

そのうえで、施工管理特有の困難さをいくつか知ってください。

一つは、コミュニケーションの難しさです。 現場では職人さんや協力会社の人々など、年齢や立場、性格もさまざまな人と仕事を進める必要があり、非常に柔軟なコミュニケーション能力が求められます。

次に、調整・段取り・トラブル対応の多さです。 多くの人がかかわって一つのものを作り上げるため、調整業務や段取りが非常に多く、トラブルも頻繁に発生します。そのたび、対応に追われる大変さは並々ではありません。

また、不規則な勤務も挙げられます。 天候によるスケジュールの変動や、昨今の人手不足の影響で、スケジュールどおりに進まないことも多く、残業や休日出勤が発生し、勤務時間が不規則になりがちです。

最後に、精神的プレッシャーも考えられます。 仕事は「うまくいって当たり前」とみなされがちです。この場合、感謝よりもクレームや要望を受けることのほうが多いといえます。

このように、施工管理は体力、気力、そして高い対人関係能力が求められる、負荷の高い仕事であることは事実です。

適性だけではなく、環境に原因がないかも考えよう

ご自身の「向いていない」という感覚が、単なる適性の問題だけでなく、職場環境に起因している可能性もあります。

たとえば、サポート体制が不足している、先輩から職人さんとの関係構築方法を教わっていない、休日出勤が常態化している、社内に相談できる上司や先輩がいない、といった環境です。

もし、こうした環境下で体力面やメンタル面で限界を感じているのであれば、退職も一つの選択肢です。

施工管理の経験を活かさなくても良い! まずは興味分野の棚卸しを

施工管理の経験を活かせる転職先についてですが、もし勤続年数が数カ月程度と非常に短い場合、無理に経験を活かそうとする必要はありません。

まずはご自身の「興味があること」や「得意分野」を軸に自己分析をしっかりおこなうことから転職活動を始めることをおすすめします。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

プロフィールを見る

まずは健康を優先して、職場の人に相談しよう

施工管理の仕事は確かに、複数業者との調整や業務時間の長さなどできついといわれることも多い仕事です。

業界柄、建設業界は長時間労働の傾向が強く、天候やトラブル対応で遅れを取り戻すために、心身の健康に悪影響を及ぼすことも少なくありません。

まず足元の部分では、精神的にかなり疲れてしまっているとのことなので健康と安全を最優先にし、上長・産業医・人事に正直に相談しましょう。

休んでから仕事の課題を言語化する、という順序で進める

すぐに転職するのは逃げなのでは、と感じる気持ちもわかります。続けるか辞めるかを決めるためにも、まずは有給などの取得をして心身を休め、それから「仕事の何がつらいか」を分解してみてください。

配置転換や案件の変更などで現状を変えることができそうかについても、現場の上長などと相談しながら判断しましょう。

続けるのなら、仕組みやコミュニケーションの工夫が鍵

もし、もう少し頑張ってみようと思うなら、以下の対策のなかから、できるものがないか検討してみてください。

「①時間・体力」「②調整負荷」「③対人コミュニケーション」「④技能」の改善といった観点でそれぞれ紹介します。

①工程計画の見直し、応援要員の追加、残業上限の明文化をする

②連絡手段の一本化、議事録テンプレを作成し工数削減、朝会でのリスク共有で長時間労働のリスクを防ぐ

③先輩同行で現場でのやり取りを見ながら学習、クレーム台本の整備などでコミュニケーションコストを下げる

④BIMやCIM、品質手法、原価管理などについて短期集中で学び、現場での仕事に応用する

向いていないと感じながら働いている人のなかには、仕組みやコミュニケーションなどで工夫している人もいます。

経験を活かすなら自分の価値が発揮できる場を見つけよう

ただ、それでも適性が合わなければ、経験の横展開ができる転職を検討してみましょう。

・生産管理 ・品質保証 ・購買 ・設備保全 ・積算 ・施工計画 ・建材メーカー技術営業

・CM会社(建設プロジェクトのマネジメントをおこなう会社)

・内勤寄りの施工管理

上記の職種などは、現在抱えている課題を解決できる働き方ができるかもしれません。

逃げではなく「持続可能な価値発揮の再配置」ととらえましょう。

自己分析ツールで今月中に自己分析を終わらせてください

自分の弱みはわかっていても、強みは思いつかないものですよね。「これ、本当に強みって言えるのかな?」と悩んでいる人は多いはず。

そんな時は「My Analytics」を活用しましょう。このツールを使えば簡単な質問に答えていくだけで、あなたの強み・弱みが簡単にわかります。

無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。

自分の長所を分析するなら「My Analytics」がオススメ
今すぐあなたの強みを診断する【無料】

こんな人に「My Analytics」はおすすめ!
・自分の強み・弱みが分からない人
・自己PRや志望動機に使える長所を知りたい人
・自分にあった仕事を知りたい人

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア