Q

大学3年生
男性

勇気がなくて、就活ができません。

現在大学3年生で、本格的な就活が始まる時期が近づいています。

周囲の友人はどんどん動き出していますが、私は内定がもらえるのか、自分のやりたいことが見つかるのか不安で、なかなか前に進む勇気が出ません。

特に、自分の将来がこれで決まってしまうというプレッシャーが大きく、何をどう調べ、どう行動すればいいのかわからず、ただ焦燥感だけが募っています。

自己分析をしても、これといった強みや情熱を見つけられず、自信がなくなる毎日です。

私はまず何から始めるべきでしょうか? 前向きに就活ができるようなアドバイスをください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/ヒトノビ代表

小関 珠緒

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勇気は行動から生まれる! 重く考えすぎずに動いてみよう

大学3年生で就活を始めたものの、プレッシャーで足が止まってしまっているのですね。

「落ちたらどうしよう」「間違えたら将来が終わる気がする」というお気持ち、ほとんどの学生が同じように感じています。あなただけではありません。

私自身も学生時代、書類で落ちたり面接で落ちたりと、何度も挫折しました。お気持ちは非常に良くわかります。

ただ、今振り返って言えることは、「そのときの就活で将来のすべてが決まってしまうわけではなかった」ということです。

当時はわかりませんでしたが、実際には転職をしたり、さまざまな経験を積んだりするなかで、自分らしい仕事に就いていくものです。今は見えなくても、どうか安心してください。

まずは誰かに相談してみよう

対処法としておすすめしたいのは、やはり小さな行動(ベビーステップ)と人への相談です。

小さく動くことについてですが、多くの人は「やる気が出たら行動しよう」と考えがちですが、実際は逆で、行動することで自信や勇気が湧いてきます。

人に話してみることも重要です。 大学のキャリアセンター、エージェント、先輩、友人など、誰でもかまいません。人に話すことで、自分のなかのモヤモヤが整理され、思考がまとまってきます。

私も当時、大学の就職課の人に話を聞いてもらって落ち着いた経験があります。

やりたくないことから、方向性が定まることもある

具体的な小さな一歩としては、「気になる企業を3つだけ調べてみる」といったことで良いです。

また、「やりたいことではなく、これだけは嫌なことを書き出してみる」のもおすすめです。 「休日出勤は嫌」「ノルマは嫌」などやりたくないことはありませんか。嫌なことリストを作ると、自分が行きたい方向性が逆に見えてくることもあります。

就活で人生のすべてが決まるわけではありません。「とりあえずのテストだ」くらいの気持ちで、何か一つ小さな行動を始めてみてください。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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将来でとらえる必要はない! まずは1社だけエントリーしよう

勇気が出ずに焦燥感が募る気持ち、とてもわかります。

いきなり面接や大量応募に挑む必要はないですよ。 そういうときは、将来という大きな単位で考えるのではなく、目の前の取り組みのステップを細かくすると動き出せます。

目の前のことに取り組む4ステップで少しずつ前に進もう

第一段階は、キャリアセンターで「履歴書とエントリーシート(ES)のひな形」を一緒に作ることです。予約して30分、まずは誰かと一緒に取り組んでみましょう。

第二段階は、OB・OG訪問を1件だけ大学内で実施することです。オンラインでも可能ですので、緊張せず臨んでください。質問は知りたいことを3つだけ準備しましょう。

もし質問が思い浮かばなければ「その人が働いてみてどうだったか」「社風」「活躍している人の共通点」などがおすすめです。調べてもわからない、先輩に聞くことに意味のあることにフォーカスしてみましょう。

第三段階は、企業説明会を1社だけ視聴することです。カメラOFFでも可能なものを選択するとより心理的負担が軽くなります。

第四段階は、エントリーを1社だけ提出することです。

この順で取り組むだけでも十分前進します。

完璧主義を手放して、情報を集めよう

漠然とした不安や焦燥感の正体は情報不足と完璧主義になってしまうことです。

情報を少しずつインプットすることで不安は少しずつ軽減しますし、学内でできること(授業の発表準備、レポート改善、資格の基礎)に手を付けると自信の土台になります。

自己分析は難しく考える必要はありません。自分が得意なこと、好きでついやってしまうこと、失敗から学んだことを箇条書きにして、面接のネタに変えましょう。

小さな成功を一つ積むたび、次の一歩が軽くなります。不安とうまく付き合いながら少しずつ前進しましょう。

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