Q
大学3年生
女性
就活で、急にやる気がなくなるのはなぜですか?
現在就職活動中で、エントリーシート(ES)の提出や面接対策など、やることは山積みです。
最初はやる気に満ちていたのですが、選考に落ちたり、周りの友人が内定をもらったりするのを見ると、急にやる気がなくなって何も手につかなくなることがあります。
ベッドから出られなくなったり、PCを開くのも嫌になったりして、このままで本当に大丈夫かと焦りを感じています。
この急なやる気の低下は、みんな経験することなのでしょうか? それとも、私だけが精神的に弱いのか知りたいです。
どうやって気持ちを切り替えれば良いか教えてください。前向きに就活ができていた頃に戻りたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
就活は不確実だから消耗しやすい! しっかり休むことが大切
就活中にやる気がなくなるのは、非常に自然なことであり、ほぼ全員が同じ経験をしているといえます。
私も選考に落ちて落ち込んだり、友人に慰めてもらったりしたことがありました。みんなそうですが、結果的にはちゃんと働けているので安心してください。
就活が長期戦であり、不確実な結果が続くものであるため、心理的に非常に消耗しやすい活動です。選考結果に一喜一憂したり、他人と比較して落ち込んだりすることで、メンタル的なエネルギーが消耗していきます。
対処法で重要なのは、無理にやる気を出そうとしないことです。
まずは、戦略的に休むことです。 意図的に休息をとりましょう。思い切って1日オフにする、パソコンやスマホを見ない日を作る、睡眠時間をしっかり確保するなど、まずは体を休めることが大事です。
小さな行動だけで大丈夫! まずは心を軽くしよう
次に、小さくできることをやることです。 大きなことをやろうとせず、小さな行動から再開しましょう。
たとえば、「企業サイトを1社だけ見てみる」「エントリーシート(ES)を1行だけ書いてみる」などをやってみてください。すべてを完成させようと思うと疲れてしまうので、1行だけで十分です。
最後に、誰かと話すことです。 一人で抱え込むと、思考が堂々巡りになってしまいます。キャリアセンターの人、エージェント、友人、家族など、誰かに話すだけで気持ちは軽くなります。
私は家が近かった大学の同級生に、その子が先に内定が出たあとも、ずっと話を聞いてもらっていました。
一人で悩むと「自分を責める」というスパイラルに陥りがちです。そこから抜けるためにも、愚痴や暗い気持ちを聞いてくれる人を頼ることはとても重要です。
やる気がなくなるのは自然な反応! 自分なりの回復ルーティーンを見つけよう
落選通知や周りの内定報告で就活へのエネルギーが切れるのは自然な反応です。
脳のリズムが落ちたり、やる気が出ないと感じたときは、以下の4つをすると戻りやすいです。
1つ目は、時間の箱を固定することです。毎日同じ30分枠だけ就活に充てるなど時間を決めてみましょう。
後ろ向きになりづらい朝がおすすめですが、無理なら夕方など、とにかく時間を決めると取り組みやすくなります。
2つ目は、タスクの粒度を小さくすることです。取り組むタスクを書き出し、なるべく小さい単位に分解してみましょう。3分で始められる形まで分解できるとベストです!
たとえば、エントリーシート(ES)の見出しだけ書く、企業HPを3分だけ見る、などをおこなってみましょう。
3つ目は、今の自分の感情ログを1行でメモすることです。「何をやったか」「何で疲れたか」「どうしたいか」を書きだしてみてください。ジャーナリングは心を鎮めるための有効な手段です。
4つ目は、回復用のルーティンを入れることです。自分が元気になれることをおこなってください。映画を観る、銭湯に行くなど何でも良いです。
就活から離れる時間も作ってみよう
気持ちが切れてしまうときは、学内中心の行動に切り替えるのも有効です。 授業・研究・レポートで提出物の質を一段上げることに集中すると、自己効力感が戻りやすいです。
休む日は計画的休暇にして罪悪感を減らしましょう。翌日は提出1件だけ達成するなど、ハードルを下げることがおすすめです。小さな達成を積むほど、やる気は自然に戻ります。
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