Q
大学4年生
女性
仮内定とは、内定と何が違うのですか?
転職活動中です。先日受けた企業から、一次面接の後に「仮内定」という通知をもらいました。
これは実質的には内定ととらえても良いのでしょうか?また、最終面接が残っているのですが、この「仮内定」が取り消される可能性は低いと考えても大丈夫なのか知りたいです。
「仮内定」という言葉の具体的な意味や、その後の選考でどのような点に注意して臨むべきか、アドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
仮内定は正式な内定の手前段階! 確定ではないため油断禁物
仮内定は、はっきり言えば「正式な内定の手前」という位置付けになります。
これは完全に内定を出したわけではないということですから、企業が仮内定を取り消す可能性は、正式な内定の取り消しよりも全然高いです。
したがって、仮内定という状況があったとしても、決して油断しないことが重要です。
企業側としては、「ある程度この人には来てもらいたい」というメッセージを送りつつも、まだ最終決定ではない状態です。ある程度前向きに選考を進めていくような準備を進めていくと良いでしょう。
最後まで真摯な態度で選考に臨もう
ただし、企業に対して失礼にあたるようなことをしてしまったり、これまでの選考過程で嘘をついていたということが判明したりすると、取り消しにつながることもあります。
その点は十分にご注意ください。
仮内定は内々定を指す! 取り消しの可能性はゼロではない
仮内定は一般に内々定(採用内諾)の呼称で、最終承認や書類手続き前の口頭・メールでの合意状態です。
一方、内定は会社の正式決定で、内定通知・条件面の明記や入社誓約・必要書類がともないます。
よって、仮内定の段階では社内承認・役員面談・身元/健康/学業の確認などで変動する余地が若干あります。そのため、仮内定が取り消される可能性は低いがまったくないとは言えない、というのが回答となります。
油断禁物! 卒業できず内定取消のケースも……
今後の進め方は次のとおりです。
・スケジュール確認:最終面談、承認会議、正式通知の予定日を聞きます。
・条件の下書き確認:勤務地、配属の可能性、初任給、残業制度、転勤の有無、入社時期を質問します。
・併願の扱い:他社選考の状況は事実のみ共有し、「◯日まで」と期限を合意しておきましょう。
また、うれしくなってしまう気持ちはわかりますが、先走ってのSNSや無断の情報開示は避けます。
学業不履修・卒業単位の取りこぼしにも注意しましょう。毎年、せっかく内定をもらっても卒業できずに泣く泣く内定を手放すケースを複数見ています。
正式内定後に他社を辞退すると、万が一の際もトラブルが少ないです。
もし迷いがある場合は、学内のキャリアセンターで条件表の読み合わせと志望軸の棚卸しをおこない、判断の軸を固めるとより納得感を持って進めることができます。
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