Q
大学4年生
男性
大学4年で留年が決まったらまずいですか?
現在大学4年生なのですが、先日卒業に必要な単位が足りず留年が確定してしまいました。
すでに志望度の高い企業から内定をいただいて、春から入社するつもりで準備を進めていたため、非常にショックを受けています。
留年となった場合、内定は確実に取り消しになってしまうのでしょうか? もしそうなら、すぐにでも企業に連絡しなければと思っていますが、どのような状況をどう伝えれば良いか迷っています。
内定先に連絡する際の最善の伝え方や、留年が決定した後の具体的な対処法について、何かアドバイスをいただけないでしょうか? 絶望的な気持ちでいっぱいですが、どうにか挽回したいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
対応は企業による! 留年確定後は即連絡と交渉をしよう
大学4年で留年が決定した場合、内定取り消しになるかどうかは会社によります。
内定取り消しになるケースももちろんありますが、半年後に入社時期をずらして採用された人や、翌年入社した人も知っていますので、内定が完全に取消しになるかどうかは、その企業の方針によると思います。
すぐに企業に連絡して救済措置を探ろう
ですから、「留年してもうだめだ」とあきめてしまうのではなく、まずは企業に連絡してください。留年が確定した時点で連絡し、内定が確実に取り消しになるかどうか、可能な限り交渉してみてください。
もしかしたら、入社時期の延期などの救済措置があるかもしれませんので、あきらめないで交渉することが非常に重要です。
内定取り消しはゼロではない! 早めの連絡・対策が重要
多くの内定は卒業=学位取得を条件にしています。よって取り消しの可能性はゼロではありません。
ただし、すぐにあきらめるのではなく、「正直・早期・具体策」で連絡することが重要です。
・最初の一報は、当日~3日以内にする:
なるべく迅速に、かつ電話が望ましいです。要点は「事実」「原因」「新しい卒業予定」「対応策」「お願い」の5点。
以下の例を参考にしましょう。
「内定の〇〇です。大変申し訳ないのですが、本日卒業要件未達で留年が確定しました。原因は〇〇科目の単位不足で、来年度前期での卒業見込みです。
成績改善計画を提出済みで、進捗は毎月ご報告します。入社時期の延期や次期採用枠でのご相談の機会をいただけますでしょうか」
内定取り消しにそなえた早めの動き出しも重要
・並行して大学で再履修計画・卒業時期の確定を文書でもらう:
企業へ書面・メールで、日付・事実・新スケジュール・再発防止策の提出といった要点を整理。 可能なら長期インターンシップ・内定先での実習の可否を相談します。なお、これは企業方針次第です。
もし内定が取り消された場合にそなえて、秋採用・来期新卒・第二新卒も情報収集しておきます。
すぐにあきらめないで! 延期や次期採用で救済のケースも
ポイントは、言い訳より再発防止と見通しを明確にすること。 電話→メール要約の二段構えだと誠実さが伝わります。
また、内定があったにもかかわらず留年してしまったとのことで、ただでさえ心が折れやすい時期なので、一人で抱え込まず、学内の就職課・担任・キャリアセンターに同席相談を依頼すると進みやすいです。
結論として、取り消しが必ずではありません。
迅速な連絡と具体策が整っていれば、入社時期の延期や次期選考へのスライドで救済されるケースもあります。焦らず、一つずつ手順を踏むのが最善です。
「留年すると就職できないのではないか」と不安を抱える人もいると思います。以下の記事では留年した場合の就活への影響や内定を得るための対策方法などを解説しています。留年の可能性がある人、確定している人はチェックしておきましょう。
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