Q
大学3年生
女性
10年後になくなる仕事に公務員は含まれますか?
公務員を目指して就職活動をしている大学3年生です。
先日、SNSで「10年後になくなる仕事」のリストを見たところ、そのなかに公務員が入っていてとても不安になりました。AIやデジタル化が進むことで、公務員の仕事も代替されてしまうのでしょうか?
安定を求めて公務員を志望していたのですが、本当に将来性があるのか心配です。公務員のなかでも、特に危ない仕事があるのでしょうか?
これから公務員を目指すにあたって、どんな知識やスキルを身に付けておけば、時代の変化に対応できるか、アドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
公務員はなくならない! ただし変化に対応する準備は必要
公務員という職業がなくなることは、まずないと思います。
もし公務員の募集を停止するような事態になれば、それはその自治体の存続自体が危ぶまれるレベルの話ですし、実際には人手不足で多忙を極めている自治体も多いのが現状です。したがって、10年後に仕事自体がなくなるということはないでしょう。
ただ、ご指摘の通り、AI(人工知能)やデジタル化が進むことによる影響は考えられます。これまで行ってきた業務にかける時間が短縮され、結果としてそこまでの人手を必要としなくなるケースは十分にあり得ると思います。
しかし当然のことながら、AIやデジタル化によってなくなる業務がある一方で、それによって新たに必要となる業務も必ず出てくるはずです。
国民の生活を守るのが仕事でありその役目はなくならない
たとえば、AIを活用して新しい施策を考えるといった可能性は、公務員の仕事の中でも十分にあり得ます。
もし、公務員の仕事を単なる事務手続きだけだと思っているとしたら、それは大きな間違いです。地域住民や国民の生活を守り、さまざまな社会課題を解決するために、事務作業に限らず多岐にわたる業務をおこなうのが公務員の役割だからです。
たとえば、民間業者と協力してイベントを企画・集客するといった業務も実際に存在しますし、こうした対人折衝や企画立案の領域は、デジタル化だけで代替できるものではありません。業務内容によっては、公務員(人間)の力が不可欠な場面は当然ありますので、職業として決して危ういわけではありません。
むしろ今後は、民間企業や教育機関と連携(産学官連携)し、新たな事業や価値を創造していく動きがさらに増えていくでしょう。したがって、仕事がなくなるのではなく、そうした時代の変化に対応できる公務員が求められるようになっていくのだと思います。
AI知識・デジタルスキルは身に付けておくべき
身に付けておくべき知識やスキルとしては、やはり時代の変化に対応できるよう、AIに関する知識を持っておくと良いでしょう。 また、デジタルスキルについても、単なる業務効率化のためだけでなく、新たな業務遂行のために求められるケースが増えていますので、これからの公務員にとって身につけておくべき必須のスキルだと言えます。
公務員の仕事はなくならない! ただ内容の変化には備えよう
公務員の仕事が10年後になくなることはないでしょう。ただし、仕事の内容は変わっていきます。
一口に公務員といっても、自衛官、警察官、消防士、教師、海上保安官、刑務官、市役所の行政職、国立病院の医師、水道局の職員など、その職種は多岐にわたります。これらの仕事が社会からなくなることは考えにくいです。
学習習慣を身に付けよう
昔は電卓を使っていたものがパソコンになり、紙で処理していたものが電子化されたように、AI(人工知能)やデジタル化の進展によって、仕事のやり方は変わっていきます。
今からやっておくべきことは、どのような環境の変化にも適応できるよう、学習習慣と自己投資の習慣を学生のうちから身に付けておくことです。
そのために、たとえば「1カ月に2~3冊は本を読む」と決め、それを習慣化することから始めてみてはいかがでしょうか。
以下の記事ではAIによってなくなると言われている仕事を15選紹介しています。自分の興味のある仕事がAIによってどう変化するのかを事前に知り、職業選びの際に役立てましょう。
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