Q
大学3年生
女性
就活と恋愛の両立が難しいです。
就活と恋愛の両立ができるか不安でいっぱいです。
就活が本格的に始まり、エントリーシート(ES)作成や面接対策で時間を取られ、恋人との時間が以前より大幅に減ってしまいました。相手に寂しい思いをさせていると感じたり、デート中もつい就活の不安で頭がいっぱいになってしまいます。
就活を優先すべきなのはわかっていますが、このまま大好きな恋人と疎遠になって別れてしまうのもとても怖いです。
どうすれば就活と恋愛は両立できるのでしょうか? それとも、そもそも両立は不可能なのでしょうか。両立できるなら、意識すべき時間管理の仕方や心の持ち方を教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
両立は可能! 二人で「見える化」して乗り切ろう
これは、社会人の「仕事と子育ての両立」にも似ていると感じます。
私自身も常日頃感じていることです。仕事も頑張りたいんだけど、子どもとの時間も大事にしたい。あれもこれも欲張りになって自分自身を見失うことがありました。
長期的なスパンで考えた際、「子どもとの時間は今しかない、私が今一番優先したいのは子どもとの時間だ」と理解したときにすーっと気持ちが楽になりました。
頭のなかの葛藤を書き出すことが第一歩
両立を図るために、まず頭のなかにあるモヤモヤをすべて書き出しましょう。
たとえば、「恋人とも一緒にいたい」けれど、「就活も一生懸命に頑張りたい」という状況かもしれません。あるいは、「自分は就活を優先したい」のに、「恋人からは文句を言われる」といったすれ違いがあるかもしれません。
このように、心の奥底にある「どんな葛藤があるのか」を具体的に書き出して、言語化することが第一歩です。
そのうえでやるべきことを「見える化」し、重要度と緊急度で優先順位を決める必要があります。たとえば、「企業のESをいつまでに出さなければいけない」といった予定や、恋人の誕生日といったイベントがあると思います。
このようにプライベートの予定も入れながら、どこに時間を割くべきか、客観的に判断できるようにしていきましょう。
中長期的な視点で「今」を話し合おう
そして、「これを一人ではなく、恋人と一緒におこなうこと」をおすすめします。
お互いの状況を理解し、「将来一緒にいるために、今は頑張らなければいけない」という中長期的なキャリアの視点をお互いが確認し合うことが大切です。
お互いが納得し、理解し合うことで、すれ違いによるさみしさや不満を軽減し、「じゃあ、どうやって過ごしていこうか?」といった具体的な「落としどころ」が見えてくるはずです。
「就活と恋愛の両立」に悩むときこそ、関係の自立度を見直すチャンス
就活というのは卒業までの期限付きのミッションであって、ずっと続くわけではありません。
しかし、就活が終われば、新入社員として慣れない仕事を覚えるという新しいミッションが始まります。これは就活よりも大変で、しかも長く続きます。
はっきり言ってしまうと、期限付きの就活とすら両立できないような恋愛では、その後も長続きしないように思います。
実際に、家庭を持って子育てしながら親の面倒も見つつ仕事をしている、などという人が世の中にはたくさんいるのですが、そんな生活をイメージできますか?
就職してからのほうがずっとたくさんの役割を負うことになるのに、就活くらいで不安定になるような付き合い方ではお互い難しいのではないでしょうか?
就活は一時的でも、支え合える関係は長期的
原因がどこにあるのかはわかりませんが、会う時間が減ることで不安になったり寂しがることを過剰に意識するような関係は、心理的にも相手に依存することが多い状況ではないかと思います。
本当に愛情をもって長続きできるような関係を築きたいのであれば、互いにもっと自立しなければならないでしょう。今後のイメージも含めてよく話し合ってみてください。
以下の記事では仕事とプライベートの線引きの方法を解説しています。「仕事とプライベートを両立できていない」と悩む人は、両立するためにも、以下の記事に目を通してみましょう。
自己分析ツールで今月中に自己分析を終わらせてください
自分の弱みはわかっていても、強みは思いつかないものですよね。「これ、本当に強みって言えるのかな?」と悩んでいる人は多いはず。
そんな時は「My Analytics」を活用しましょう。このツールを使えば簡単な質問に答えていくだけで、あなたの強み・弱みが簡単にわかります。
無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。
自分の長所を分析するなら「My Analytics」がオススメ
今すぐあなたの強みを診断する【無料】
・自己PRや志望動機に使える長所を知りたい人
・自分にあった仕事を知りたい人





