Q
大学4年生
女性
好きな仕事をするデメリットはありますか?
私は仕事選びにおいてやりがいを重視していて「好きなことを仕事にしたい!」と強く感じています。
しかし就活を進めるなかで「理想と現実のギャップに苦しむ」「好きを仕事にすると嫌いになってしまうこともある」という意見を聞くこともあり、好きなことにかかわりたいという就活軸が揺らいできました。
周囲の友人は福利厚生や将来性など現実的な面を重視して企業選びをしているため、自分の考えは甘いのでは? とも思います。
やはり自分の強みや福利厚生などを重視して企業選びをすべきでしょうか? 好きなことを仕事にする際に覚悟すべき点について、リアルなご意見をお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
2つのリスクはあるが視野を広げてみることが大切
「好きな仕事」には、好きだからこそ陥りやすい2つのリスクと、キャリアの視点の持ち方が重要になります。
①オンオフの境目がなくなり条件を軽視してしまう
「好き」な仕事だと、退社後や休日でもつい仕事のことを考えてしまったり、気になって作業をしてしまったりと、のめり込みすぎてしまう傾向があります。結果、心身が休まらない状態が続くリスクがあります。
また、「好きなことができるなら」という思いから、給与の安さや労働条件の悪さを二の次にして飛びついてしまうケースも少なくありません。納期やノルマに追われるなかで、「好きだったはずが嫌いになってしまう」こともあり得ます。
②「プレイヤー」へのこだわりが苦しみを生むことも
重要なのは「好きなこと」へのかかわり方です。 たとえばピアノや演劇が好きな場合、自分が演奏者であることに固執しすぎると、芽が出ないときに辛くなり、そのジャンル自体を嫌いになってしまうかもしれません。
しかし、一つのステージは演奏者だけでなく、照明や音響、運営など多くの人に支えられて成り立っています。
「自分は演奏者じゃなくても、この素晴らしい舞台を支える一員なんだ」ということに喜びややりがいを見いだせる人は、好きな業界で長く幸せに働くことができます。
「好き」という気持ちのなかで、自分がどう携わりたいのか、その視野を広げてみることが大切です。
デメリットはあるが向き合い方が重要
「好きなことを仕事にする」ことは大きなモチベーションになりますが、同時に好きだからこそ、直面するデメリットも存在します。
代表的なのは、①成果やプレッシャーによって「好き」が義務化し、純粋な楽しさが薄れること、②理想と現実のギャップで「こんなはずじゃなかった」と感じやすいこと、③興味の強さがゆえに客観性を失い、視野が狭くなることです。
長く続けるには理想と現実のバランスが大切
ただし、これらは「好きなことを仕事にすること」そのものが悪いのではなく、向き合い方の問題です。
好きな分野でも、「どんな環境でなら続けられるか」、「どうすれば成長を実感できるか」を考えておくと、理想と現実のバランスを保てます。
たとえば、好きなことを中心にしながらも、職場の人間関係やキャリアパス、待遇面も客観的に確認しておくことが大切です。
また、「好き」を狭く定義せず、「好きなことに関わる要素を活かせる仕事」と視野を広げて考えるのも効果的です。
たとえば、「旅行が好き」なら、観光業だけでなく、マーケティングや企画職などでも情熱を発揮できる可能性があると考えることもできますよ。
以下の記事では好きなことを仕事にすることのメリットやデメリットなどを解説しています。また、好きなことを仕事にする際の仕事の選び方なども解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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