Q

大学3年生
男性

就職に有利なMOSはどの種類を取るべきですか?

就職活動を控えている大学生です。履歴書に書ける資格として、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)の取得を考えています。

しかし、MOSにはWordやExcelなど種類がたくさんあり、さらに一般レベル(スペシャリスト)と上級レベル(エキスパート)があるようで、どれを取るべきか迷っています。

就活で企業側から評価されやすいのはどの種類・どのレベルでしょうか? また、最低限これだけは取っておくべきというものはありますか?

事務職志望ですが、営業職なども視野に入れています。就活に役立つMOSの選び方や、勉強のアドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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職種に合わせて選ぶ! まずはExcelから始めよう

まず取得をおすすめするのは「Excel(エクセル)の一般レベル(スペシャリスト)」です。

特に事務職では、表計算の基本操作や関数をどれだけ使えるかが重視される傾向にあります。

WordやPowerPointも使えればもちろん強みになりますが、汎用性の高さと業務での使用頻度から、まずはExcelを優先するのが良いです。

資料作成ツールも有効! さらなる評価につなげよう

また、営業職も視野に入れるのであれば、提案資料の作成などで活用できるツールが挙げられます。

たとえば、「PowerPoint(パワーポイント)」のスキルもアピールできると、さらに評価につながりやすいです。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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Excelが最優先! 必要となるスキルを確認しよう

就職に直結して評価されやすいMOSは、まずExcelです。

事務職志望ならExcelスペシャリストで基礎運用を証明し、余力があればエキスパートまで進むと「集計・可視化・効率化ができる人」という印象になります。

営業や企画を視野に入れる場合は、ExcelやPowerPointを足すと提案書作成の実務イメージが伝わります。

Wordは基礎があれば足りる企業が多く、優先度は相対的に低めです。

データ系や在庫・販売管理にかかわるならAccessが生きる場面もありますが、応募先の業務で使うかを確認してからでも問題ありません。

資格だけでは弱い! 活用したエピソードを準備しよう

資格は「持っている」だけでは弱いので、実際に使った際の具体の活用エピソードを自己PRに添えると効きます。

たとえば、「ピボットと関数の組み合わせで週次レポートを30分短縮した」、「XLOOKUPでマスタ連携を安定化した」などです。

もし、対策にかけられる時間が限られるなら、まずはExcelスペシャリストの合格を目指し、加えて模擬データで1枚のダッシュボード(グラフ・スライサー・簡易KPI)を作ってみて、ポートフォリオとして提示するのが費用対効果の高い就職対策となり、おすすめです。

以下の記事ではIT業界への就職・転職の際に有利になる資格を15選紹介しています。IT業界への就職・転職を検討中で、資格を取得して就職を確実に成功させたいと考えている人はチェックしておきましょう。

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