Q

大学3年生
男性

就職活動の面接で飛行機(LCC)を利用すべきですか?

現在就職活動中で、遠方の企業の面接を受けることになりました。企業からは交通費が全額支給されることになっています。

移動には飛行機を使う予定なのですが、少しでも費用を抑えるために、LCC(格安航空会社)を利用すべきでしょうか? 一般の航空会社を利用するべきか、悩んでいます。

もしLCCを利用する場合、何か注意すべき点があれば教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント

小寺 一綺

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遅れないことが最優先! リスクも踏まえて選択しよう

安全かつ確実に面接に間に合うスケジュールを優先して考えましょう。

交通費が全額支給されるのであれば、まずは面接の日程に影響が出ないよう、最も信頼できる航空便を選ぶことが重要です。

LCC(格安航空会社)を利用した場合、一般的に定時到着率が低いことがあります。

過去には昼間の便が大幅に遅れ、半日後の深夜に出発するケースがありました。これにより面接のスケジュールに影響が出るリスクがあるため、必ず事前に各便の定時到着率を確認し、確実に間に合う便を選びましょう。

また、LCCを選択する際には、追加料金や手荷物制限にも注意が必要です。荷物の大きさや重さによっては、追加費用が発生することもありますので、事前に確認しておくことが大切です。

迷ったら企業に相談! 確実に間に合う手段を選ぼう

交通費を考慮するのも重要ですが、それ以上に確実なスケジュール管理を優先しましょう。飛行機の選択について迷った場合は、企業の新卒採用窓口に相談するのも一つの方法です。企業は候補者が安心して面接に臨めるよう配慮してくれます。

安全で確実な面接日程への交通手段を選ぶことが最優先であり、その上で交通費を合理的に使うことを心掛けましょう。企業に積極的に相談する姿勢も非常に良いアピールになりますので、ぜひ活用してみてください。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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利用してもOK! 遅延した場合の対応を考えておこう

面接のための遠方移動でLCC/LCCでない航空会社、どちらを使うことも問題ありません。

会社は事前にそういった予算を採用予算として見積もっているため、少しでも値段を下げねば、と重圧に感じる必要はありません。

企業が見るのは到着の確実性と遅延時の対応力です。LCCはその観点でやや劣後する部分があることは認識しておきましょう。

LCCは遅延・欠航リスクや手荷物制限がやや厳しめであるためです。

①前日入りまたは余裕のある便を選ぶ
②遅延時の代替ルート(新幹線・他社便)を事前に把握しておく
③受託手荷物が必要なら事前購入でチェックイン行列を回避する

これらを徹底しましょう。預入荷物がないと、荷物を待たずにすぐに移動できるので、そもそも荷物を減らすのもおすすめです。

領収書は控える! 遅れるときは即時連絡しよう

また、交通費が全額支給でも、領収書・搭乗券(eチケット控え)・支払い明細は必ず保存しましょう。

指定がない限り、LCC利用の申告は不要ですが、会社が「指定航空会社・領収書様式」を求める場合もあるので案内文を確認してください。

万一の遅延ときには、わかった時点で電話→メールの順で連絡し、到着見込みと代替案を簡潔に伝えると誠実さが伝わります。

費用を抑えつつ確実に到着できる計画であれば、LCCは十分に賢い選択です。

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