Q
その他
回答しない
金融機関の支店訪問後のお礼状ははがきでも良いですか?
就職活動中の大学生です。先日、志望している金融機関の支店訪問をさせていただきました。
お礼の気持ちを伝えたいのですが、メールではなく、お礼状を送るべきか悩んでいます。
もし送る場合、はがきで送るのは失礼にあたらないでしょうか? 企業の担当者の方にはスピードを重視してメールの方が良いという意見も耳にしました。
はがきで送っても問題ない場合、どのような点に注意して書けば良いか、またいつまでに送るのが適切かなど、はがきの出し方についてもアドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
はがきでも良いが最も丁寧なのは封書
私であれば、先行してお礼のメールを送信し、メールの末尾に「のちほど、改めてお礼状をお送りします」と添えると思います。そのうえで、じっくりお礼状の文章を考え、手書きのきれいな文字でお礼状を作成・郵送します。
遅くとも、支店訪問の日から1週間以内(可能であれば2日以内)に、先方にお礼状が到着するようにしましょう。
当日メール+手書きのお礼状の二段構えが評価につながる
このお礼状ははがきでも問題ありませんが、白封筒に入れた手紙のほうが一層丁寧です。特に、文面に個人情報やそれに近いものが記載される場合は、封書形式の方が良いでしょう。
また、もしもお礼状を送るのであれば、メールを併用しない手はありません。特に金融機関は堅実さや礼儀を重んじる文化があるため、訪問後、まず当日中にお礼メールを送り、その後に改めてお礼状(手書き)を郵送するという二段構えが最も丁寧で効果的です。
このような手法は、実際に金融機関や不動産業など、大きなお金が動く取引をおこなう業界では今でも一般的におこなわれているようです。特に顧客が年輩の方の場合、非常に効果があると聞いたことがあります。
はがきOK! スピードと丁寧さが重要
金融機関の支店訪問後のお礼は、スピード重視ならメール、格式を重んじるなら郵送の手紙やはがきのいずれも可能です。
はがき自体は失礼ではありませんが、個人情報の配慮や文面の簡潔さが求められる点に気をつけましょう。内容は訪問日時・対応者への感謝・学びと志望度の高まり・今後の行動の四点に絞り、丁寧語で、黒インクで整えます。
例:「このたびはお忙しいなか、◎◎月◎◎日の支店訪問に参加させていただき、ありがとうございました。 ◎◎様には特に現在の仕事のやりがいをお伺いし、非常に有意義な時間となりました。 また、地域密着型与信の取り組みについて具体事例を伺い、特に〜が印象に残りました。 今後につきましては、◎◎月◎◎日までにエントリーシートを提出します。 引き続き、ご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いします。」
宛先や誤字に注意し、感謝を伝えよう
宛先は原則支店長宛、加えてご対応者のお名前を文中でお礼する形が無難です。
三営業日以内の投函が目安で、併せて当日か翌日にメールでもお礼を送ると確実に届きます。 休日を挟むと届くまでの時間がかかるので留意しましょう。
郵送を選ぶ場合は白無地のはがき、もしくは便箋と長形封筒を用い、差出人住所氏名を明記します。手書きが望ましいですが、字に自信がなければ印字+署名だけ手書きでもかまいません。
いずれの手段でも、企業名や支店名、担当者名の誤記だけは必ず避け、志望度が上がった具体点を一行入れると印象がよくなります。
以下の記事では金融業界の具体的な仕事内容や将来性、向いてる人の特徴などを解説しています。金融業界に少しでも興味がある人は、業界研究の一環として以下の記事をチェックしておきましょう。
あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう
就活では、自分に合った業界・職種が見つからず悩むことも多いでしょう。
そんな時は「業界&職種マッチ度診断」が役に立ちます。簡単な質問に答えるだけで、あなた気になっている業界・職種との相性がわかります。
自分が目指す業界や職種を理解して、自信を持って就活を進めましょう。






