Q
大学3年生
男性
履歴書の下書きの跡がかすれて残ってしまうのは、印象が悪くなりますか?
手書きの履歴書を作成しているのですが鉛筆で下書きをしてから清書したところ、消しゴムで消しても薄い跡がかすれて残ってしまいました。
採用担当者に「丁寧さが足りない」と思われないか不安です。
下書きの跡が残っているだけで書き直した方が良いのでしょうか? それともよほど目立たなければ問題ないのか、気になります。
また跡が残りにくい下書きの方法や、清書前に気をつけるポイントがあれば知りたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
自分が納得できる形に整えることを優先しよう
質問の結論からお伝えすると「薄い下書きの跡が残っていたとしても、それだけで落ちることはほぼない」ということ。
鉛筆の下書きが残っていることを気にされているということは、それだけ質問者さんが丁寧に就活に向き合っている証拠だと思います。
今回の質問とは違いますがその誠実な人柄はアピールポイントだと感じました。
不安材料を先に取り除く姿勢が丁寧さとして伝わる
一方で「丁寧さが足りない」と思われる可能性がゼロとはいえず、マイナスイメージを持たれる可能性も否めません。
何より質問者さん自身が気にしてしまうのであれば、書き直しておいた方が後悔は少ないと思います。
私が就活生にお伝えしているのは「自分で何とかできる不安材料は、できるだけ取り除いておこう」ということ。
仮に結果が思うようにいかなかった時に「あの跡のせいかも」と思ってしまうと、次に進む気持ちを削がれてしまうことがあります。
下書きをするときはBや2Bなどのやわらかい鉛筆ではなく、HBやHなど硬めの鉛筆を使ってできるだけ薄く書くのがおすすめ。筆圧が濃い人は特に注意しましょう。
清書する時は一文字ずつ丁寧に確認しながら、焦らずゆっくり書くのがポイントです。
就活は自分のためにやることなので自分が納得できる状態で提出することを大切にしてほしいと思います。
履歴書は丁寧さが伝わる状態で提出を最優先に考えよう
履歴書は自分自身を表しているものになるので、丁寧に書いて提出する必要があります。
下書きの跡が残っていると丁寧さに書けているわけではないのですが、印象は良くありません。
下書き跡は書き直して不安を取り除こう
下書きをする場合は、HBなどのシャーペンで筆圧をかけすぎないように薄めに書くと良いでしょう。
ペンで書き終わったら完全に乾いてから消しましょう。消す際も用紙を傷つけてしまわないよう、擦りすぎないように気をつけましょう。
書く場所も、下が柔らかいと跡が残りやすくなってしまうので気をつけましょう。
人事は皆さんが提出した書類を見ながら選考を進めていきます。面接の担当者が変わってもその書類は使われ、内定を出すか検討する場面でもそれらの書類を並べて担当者が検討をします。
後から後悔しないように気になっているのであれば、書き直すことを私はおすすめします。
以下の記事では失敗しない履歴書の書き方を解説しています。また、提出時のマナーなどについても触れているため、これから履歴書を作成し提出する機会がある人は、事前にチェックしておきましょう。
履歴書を書く時間がない時は、「履歴書完全マニュアル」を活用しよう!
履歴書に何を書けばいいか困っていませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、履歴書だけに時間をかけてはいけません。
そんな時は履歴書のポイントを網羅した「履歴書完全マニュアル」を参考にしましょう。この資料を見れば、選考を突破できる履歴書をすぐに書くことができます。
実際に利用できるテンプレートもついているので、書き方を参考にしながら志望企業の選考を突破しましょう。






