Q
大学3年生
女性
看護学生の履歴書で、得意な学科がない場合はどのように書くべきですか?
看護学生として就職活動中です。病院に提出する履歴書の「得意な学科」欄に何を書くべきか迷っています。
特に突出して得意といえる科目がなく無理に書いて、面接で質問されたときに答えられなくなるのが不安です。得意な学科を空欄のままにするのは印象が悪いでしょうか?
得意科目が思い浮かばない場合でも、看護への関心や学ぶ姿勢を伝えられる書き方の工夫があれば知りたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
履歴書では空欄を避けて学びの姿勢を示すことが評価につながる
得意な学科がないと感じる方は、看護学生に限らず意外と多くの学生が感じています。
そうした学生にお伝えしているのは「突出して得意なものがない=悪いこと」ではないということ。看護学生は日々たくさんの科目を学んでいると思いますので、すべて平均的に頑張ってきたというのも立派な姿勢なんですよ。
ただし履歴書では空欄はできるだけ避けた方が良いです。書けるところを空欄にしてしまうと「準備不足なのかな」「やる気があまりないのかな」と誤解される可能性があります。
得意科目がなくても興味や取り組みを言語化すれば十分アピール可能
得意な学科がすぐに思い浮かばない場合は「比較的興味を持って取り組めた科目」「授業内容にやりがいを感じた科目」などのなかから成績の良いものを書いてみるのも一つの方法です。
何かエピソードのある学科を選んだ方が、面接で質問された際に伝えやすくなります。
ポイントは「成績が良かったから」だけでなく「その学びを通して何を感じ、どう活かしたいと思ったか」を言葉にできること。
もし得意とまでは言えなくても関心を持って深く学ぼうとしている姿勢が伝われば、それは十分に評価されますよ。
看護への想いを伝えたいなら履歴書はなるべく空欄にせず、少しでも自分の学びが伝わるように書いてみてくださいね。
履歴書では得意科目よりも活かせる経験をどう示すかが重要
今まで授業でさまざまなことを学習してきたと思います。
それらを比べてみて、自分なりに他の科目よりは得意だったなと思える科目を書けばいいと思います。
看護学科なので専門分野の授業もさまざまあったのではないでしょうか。将来の看護師としての業務に活かせるものであれば、面接でもアピールになるでしょう。
専門科目以外でも将来の看護業務につながる学びはアピール材料
専門分野でなくても問題はありません。たとえば英語の授業が得意であったなら将来様々な患者様との、コミュニケーションなどに活かせると話しても良いでしょう。
たとえば病院実習について書いても良いと思います。面接の際は患者様やそのご家族との、コミュニケーションや傾聴力などをアピールしても良いでしょう。
得意科目に限らず空欄は避けましょう。
何かしら書けることがあるはずです。自分ではわからない時には周囲に相談してみましょう。
以下の記事では失敗しない履歴書の書き方を解説しています。また、提出時のマナーなどについても触れているため、これから履歴書を作成し提出する機会がある人は、事前にチェックしておきましょう。
以下の記事では履歴書における得意科目の効果的な書き方を解説しています。自身の得意科目をアピールしたいと考えている人は、事前にチェックしておきましょう。
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