Q
大学3年生
男性
BtoC企業への就職はやめとけと言われますがなぜですか?
現在就職活動中の大学生です。
BtoC企業に興味があるのですがネットで検索すると「BtoCはやめとけ」という意見をよく見かけるので不安を感じています。
顧客と直接かかわれるのは魅力的だと思う反面「クレーム対応が多い」「給料が低い」「仕事がきつい」といった点が心配です。
実際にBtoC企業で働いている人は、どのような点で大変だと感じる人が多いのでしょうか? またBtoBとの違いやBtoCに向いている人の特徴も知りたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
感情の制御がきつい! 顧客に合わせて働く必要がある
BtoC(企業対個人)の仕事は一般消費者の人から直接「ありがとう」という言葉を聞けたり、自身の実生活に近いところで自社の商品やサービスに触れられたりする点が大きなやりがいです。
一方でその分プレッシャーや、いわゆる感情労働といった側面があるのも現実です。たとえば、小売業、飲食業、旅行業、通信業などです。
BtoB(企業対企業)との大きな違いは、良くも悪くも相手の感情に向き合う時間の多さでしょう。顧客一人ひとりに合わせた対応力が求められますし、時には理不尽な対応をされることもあるかもしれません。
また、顧客(一般消費者)が購買行動を起こす土日や休日に働かなければならないケースが多いのも特徴です。
鵜呑みにしない! 他人の意見をは冷静に判断しよう
もし周りの人に「やめとけ」といわれたとしても、その意見を鵜呑みにしないでください。一個人に喜ばれることがモチベーションになる人にとっては、BtoCは非常に向いている仕事です。
なぜその人が「やめとけ」と思っているのか理由を聞いてみて、それが「確かに自分にも当てはまるな」と思うなら避けたほうが良いでしょう。
反対に、「それはその人の価値観で、自分とは違うな」と思えるなら、挑戦する価値は十分にあります。
顧客とのやり取りが難しい! 低単価も理由に挙がる
BtoC(個人向け)が「きつい」と言われるのは、多くの場合 BtoB(法人向け)と比較されているためです。
BtoBは相手も法人であるためビジネス上の常識が通用しやすく、顧客単価も高い傾向にあります。
対照的にBtoC(個人向け)は顧客層が幅広いため理不尽な要求をするお客様も混じりやすく、感情的な問題に発展しやすい(感情労働)、平均単価も低くなりがち、といった点がきつさの理由でしょう。
適性があれば楽しい! きつさに勝る条件を選ぼう
しかしBtoCの方が向いている人もいますし、やり方次第で大きく稼げる魅力もあります。
「BtoCだから」と一括りにするのではなく、そのなかでも客単価の高い業界を選ぶなど、選び方次第できつさはある程度緩和できると考えています。
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