Q
大学3年生
男性
インフラエンジニアとセキュリティエンジニアの違いは何ですか?
現在IT業界でエンジニア職を志望している就活生です。
特にインフラエンジニアとセキュリティエンジニアに興味があるのですが、仕事内容やキャリアパスの具体的な違いがよくわからずどちらを志望するべきか迷っています。
インターネットで調べても両方とも「ITの基盤を支える」という点で共通しているように感じてしまい、自分の適性や将来性から見てどちらが良いのか判断できません。
それぞれの職種で求められるスキルや知識、また将来的にどのようなキャリアを築けるのかなどのアドバイスをお願いします。
どちらの職種が、未経験の私にとってキャリアをスタートしやすいかといった視点もいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
業務の目的・役割の違いを把握しよう
インフラエンジニアとセキュリティエンジニアは、目的が違います。インフラエンジニアは会社内のIT環境、たとえばサーバー、ネットワーク、クラウドなどを「作ったり、動かしたり、守ったりする人」です。
対してセキュリティエンジニアは、今話題になっているサイバー攻撃などから会社を守り、情報が盗られないようにする人です。
イメージとしてはインフラ(基盤)という名前のとおり、ITの「道路、電気、水道などの地盤」を作って維持するのがインフラエンジニアです。
セキュリティエンジニアは、街の治安を守る警備や警察といったイメージですね。
未経験ならインフラから! そこからのキャリアアップも目指そう
インフラエンジニアはネットワークの設計・設定、サーバー構築、クラウド環境の設計、24時間稼働システムの保守など環境作りが中心です。
セキュリティエンジニアは、不正アクセスなどから企業の秘密を守るサイバー攻撃対策が中心です。
未経験でスタートしやすいのは、圧倒的にインフラエンジニアだと思います。
研修環境が整っている会社も多く、未経験採用の求人も豊富なので、まずそこから始めて基礎を固め、セキュリティにキャリアアップするのもおすすめです。
セキュリティはインフラの一部特化型と理解しよう!
セキュリティエンジニアは、インフラエンジニアの業務範囲の一部に特化した専門職ととらえるとわかりやすいです。
インフラエンジニア(サーバー、ネットワーク、データベース担当)も、日々の業務のなかで当然セキュリティを扱います。
まずはインフラから始め適性を見よう
どちらが好みかは、実際に業務を経験してみないとわからない部分が大きいです。
そのためまずはインフラエンジニアとしてキャリアをスタートしてみましょう。
そのなかで「もっとセキュリティ分野を極めたい」と感じたら、セキュリティエンジニアの道に進むのがよいかと思います。
以下の記事では未経験からIT業界への就職を実現する方法を解説しています。必要なスキルや対策方法なども解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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