Q
その他
女性
デザイナーの転職におけるポートフォリオの守秘義務について教えてください。
現在デザイナーとして転職活動を検討しているものです。面接時に提出を求められるポートフォリオについて悩んでいます。
ポートフォリオはこれまでの業務でかかわったプロジェクトをメインに作成したいのですが、過去に携わった案件には守秘義務がありそのまま外部に見せて良いのか不安です。
具体的にどこまで情報を開示して良いのか、どの部分をぼかせば守秘義務違反にならないのかの判断に迷っています。
企業側も守秘義務があることは理解していると思いますが、どのような点に注意してポートフォリオを作成すれば安心して選考に臨めるでしょうか?
デザイナー転職におけるポートフォリオ作成時の守秘義務に関する一般的な注意点や、企業への説明の仕方についてアドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
名前や未公開デザインには配慮しよう
デザイナーの転職活動においてポートフォリオの守秘義務は企業側も理解しているので、情報を一定レベルで加工して提出しても問題ありません。多くのデザイナーがそのように工夫していると思います。
まず、顧客名や企業名は匿名化しましょう。
公開前のデザインであれば、全容がわからないよう、ぼかしを入れたり、モノクロにしたり、文章をダミーテキストに置き換えたりする配慮が必要です。
大事なのは制作プロセス! 思考が伝わるように意識しよう
企業側が知りたいのは、成果物そのものよりも「どういうふうに作ったのか」というプロセスなので、自身がどう取り組んだのかを見せていきましょう。
なお、ポートフォリオの最初に「守秘義務の関係上、一部情報を加工・匿名化しています」と断りを入れる必要もあります。
「ただ、制作のプロセスや担当業務については正確に記載しています」「詳細はみせられませんが、プロセスや思考はお伝えできます」と話せば、わかってくれる企業は多いです。
契約書や規定を確認するのが安全
まず大原則として前職(またはクライアント)との契約書や、社内の規定を確認してください。
Webサイトや商品パッケージなどすでに一般公開されているものであれば問題ないことが多いですが、制作過程は非公開といった個別の取り決めがある場合もあります。
迷う部分はぼかしを入れて対応しよう
判断に迷う場合や規定が曖昧な場合の現実的な対応としては、社名や商品名など特定できる部分にぼかしを入れるなど加工し、全体のデザインイメージだけがわかるようにする方法があります。
面接時には「守秘義務の観点から、詳細部分は伏せております」と一言添えれば、採用側も事情を理解してくれます。
以下の記事では就活の自己紹介で使えるポートフォリオの作り方を解説しています。ポートフォリオを活用して自分をアピールしたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
以下の記事ではデザイン系の仕事を41選紹介しています。デザイン系の仕事に興味があり、就職・転職を目指しているという人は、ぜひ参考にしてください。
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