建設系の現場作業（未経験入職）の賃金目安は、地域・業種・手当の有無で幅があるが、初期は月給20万～28万円前後、年収換算で300万～450万円あたりが相場のイメージです。

ただし、残業・夜勤・出張・現場・資格手当で月数万円上振れする一方、天候や工程で残業が膨らむこともあります。

また、現場経験を積んでいくと、職長・多能工・重機オペ・溶接・配管など専門職で年収500万円超、施工管理へ転じると600万円～も狙えます。

収入を上げる近道は、国家資格（施工管理技士・電気工事士など）と特別教育（玉掛・高所作業等）の計画的な取得をすること、図面読解と見積基礎の習得をおこなうこと、そして事故ゼロの安全実績づくりを積み上げることなどです。

労働条件を確認して稼げるキャリアパスを描こう

入社前に確認しておくべきことは以下の通りです。

手当の定義と支給基準、残業の実態（36協定・みなし残業の有無）、通年での稼働パターン、社保・寮・通勤補助の条件などです。

体力負担は現実的なものですが、計画的な資格取得とキャリアパスの設計で稼げる技術職とすることも十分可能です。

現場仕事に興味を持っているあなたは良い視点を持っています。

給料は安定しており、未経験でも年収300〜400万円からスタート。経験を積めば500万円以上、施工管理者クラスなら800万円を超えることもあります。

働き方改革が着実に浸透していて、資格取得を会社がバックアップしてくれる制度も多いです。特に施工管理技士、建築・土木・電気系の国家資格取得は年収・昇給に直結するのでおすすめです。

建築業界は変化している！ 誇りを持って目指そう

「きつい・汚い・危険」という3Kのイメージを持つ人も多いですが、実は今、建設現場の環境は大きく変わっています。

求人は非常に多く、大手ゼネコンでも積極的に募集しています。女性の活躍も進み、最近では「週休2日です」と掲げる現場も増えています。

さらに、AI（人工知能）時代にホワイトカラーが減ると言われるなか、手に職を持つブルーカラーの需要はますます上昇中です。

現場は社会インフラを支える地図に残る仕事です。公共性が高く、表彰を受ける機会も多いにあります。体を動かし、社会を支える誇りある仕事で、やりがいも将来性も十分です。応援しています。