Q

大学3年生
女性

英検は就活でアピールできますか?

現在、就職活動を控えている大学3年生です。履歴書に書ける資格を増やそうと考え、英検準1級の取得を目指しています。

しかし最近、「TOEICのほうが就活では有利」と聞き、英検がどこまで評価されるのか不安です。

総合職や一般職の採用において、英検準1級・2級はどの程度アピールになるのでしょうか? TOEICのスコアがなくても「英語力がある」と見てもらえるのか気になります。

また、英検を最大限に活かすために、志望動機や自己PRでどのように伝えれば仕事に役立つスキルとして評価されるか、アドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

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キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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アピールできる! 実例と合わることで強みになる

英検は就活でも十分アピール可能です。特に面接での話す、書く力の裏付けとして効きます。

一般に募集要項で明示されやすいのはTOEICですが、英検準1級は大学上位〜ビジネス初級の総合力、2級は高校卒〜大学初級レベルの目安として評価されます。

総合職の書類で絞り込みに使われやすいのは、TOEIC 600~730/外資・国際部門は800~900超といった目安が多い一方、英検は面接で面接形式の検定、ライティング有の説得力があり、準1級+面接での英語一問回答、英文メールの実例提示と組み合わせると強く刺さります。

資格だけでなく英語を活かした事例を提示しよう

履歴書は英検準1級(一次・二次合格/面接B)/英語での接客アルバイト経験など運用実績と紐づけられるようにしましょう。

志望動機では英検で鍛えた要約力と論述力を、海外取引の要件定義・議事録英訳に活かすと職務に接続できると良いです。

もしTOEICスコアが未取得なら、短期で公式問題集2冊→模試2回で700台を作り、英検準1級と併記すると絞り込みも突破しやすくなります。

スコアや資格そのものではなく使える英語に落とすことが評価の本丸なので、英文メールテンプレ集の運用、週一の英会話シャドーイング、英要約のSNS発信など、運用証跡を増やすことが内定直結の近道です。

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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英検は使える! 目標達成の力や努力を証明しよう

英検は就活でも十分アピールできます。特に準1級を持っている学生は、語学力だけでなく努力を継続できる人として評価されることが多いです。

以前、私がサポートした学生も「留学経験はないけど英検準1級を取得したことで、コツコツと力を伸ばせるタイプだと評価された」と話していました。つまり、英語そのものよりも目標達成力や学ぶ姿勢が伝わる資格なのです。

英語を使う企業で役立つ! 成長点や活用法を述べよう

一方で、TOEICは企業が採用基準にしやすい共通指標として使われているため、外資系や総合職志望の場合はスコア提出を求められるケースもあります。

英検が強みになるのは、教育・観光・航空・行政など、総合的な英語運用力が重視される業界です。

英検を活かすには、単に「資格を持っています」ではなく、「英検の勉強を通して○○力を身に付けた」「海外の顧客対応にも臆せず挑戦できる」と具体的に結びつけて伝えること。

英語力は点数よりも使い方で差が出てきますので、ぜひあなたの言葉で、自分の成長ストーリーとして語る練習をしてみてください。それが一番のアピールになりますよ。

以下の記事では英検1級を活かした就職の方法や対策方法などを解説しています。英検1級を効果的にアピールするためにも、履歴書・面接対策を始める前にこちらの記事もチェックしておきましょう。

履歴書を書く時間がない時は、「履歴書完全マニュアル」を活用しよう!

履歴書に何を書けばいいか困っていませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、履歴書だけに時間をかけてはいけません。

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