Q
大学2年生
男性
大学院進学を考えていますが、インターンはどのように臨めばいいでしょうか?
今年の4月から新3年です。理系、機械工学科で学んでいます。大学院進学を考えているのですが、3年の夏インターンや就職活動は、大学院に進学しない人と同じ力の入れ方でおこなえば良いのでしょうか?
実際やりたい研究はありますが、どのような職に就きたいなどはなく、今年度はいろいろなインターンシップに参加し、自分の志望業界を決めるまでの就活でいいのでしょうか。回答お願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ベストアンサー
インターンの経験は大学院の研究にも役立つ可能性が高い
大学院に進学するか、就職するか決めるのは大きな決断であり、それらの道に進むにはそれぞれ異なる準備が必要です。しかし、基本的には、大学院進学を考えている場合でも、インターンシップに参加するなど積極的に就職活動に取り組む姿勢は非常に重要です。
まず、3年生の夏のインターンは、自分の興味や適性を探る絶好の機会です。理系の学生であれば、特に研究開発や技術系の職種でのインターンを経験すれば、将来の研究テーマ選びに役立つ洞察を得られたり、学問への理解を深めることにもつながるかもしれません。
また、インターンや企業説明会への参加は、自分が将来どのような分野で働きたいか、どのようなキャリアを築きたいかを考えるうえで重要な手がかりになります。
さらに、これらの活動はコミュニケーションスキルやプロフェッショナルな働き方を学ぶ機会にもなるでしょう。
選択肢を増やしておくことが将来の自分のためになる
最終的に大学院に進学するか、就職を選択するかにかかわらず、インターンや就職活動を通じて得られる経験や知識は、将来に渡ってあなたのキャリアに役立ちます。したがって、大学院進学を目指しながらも、就職活動にも力を入れることをおすすめします。
より多くの選択肢を持ち、将来の決断を下す際により良い判断ができるように、今年度は、いろいろなインターンシップに参加し、自分の興味や適性を探ることから始めてみてください。
就職する人と同じ力の入れ方で取り組むと有意義な機会になる
大学院進学を決意しながらも、さらに将来に向けて就職のことも考え準備していく姿勢は素晴らしいと思います。今後の研究テーマを深める参考になったり、向学心への刺激も受けられるでしょう。
インターン・企業説明会への参加は、ほかの学生と同様で問題ないでしょう。記載のように「自分の志望業界を決めるまで」ができたら、十分意義があります。
エントリーシート(ES)を提出したり、面接を受けたりといった選考ありのインターンへの応募もやってみれば学びになることはたくさんありますが、「就職する気持ちがないのにそこまでは……」だったら、やらなくても良いと思います。
研究とビジネスのつながりを体感できる機会にしよう
あなたの志している研究分野は、民間企業においてはどんなビジネスとかかわってくるのか、ぜひこれを機に探求してみましょう。「想像と違った」ということが、たくさん出てくると思います。勤務地が地方になるとか、すぐには希望職種にはつけない人事制度だとか。
大型の就職フェアなどだったら、「お話だけでも聞いていいですか」と企業ブースを訪ねても、親切に対応してくれます。「大学院を修了したら、この会社に入りたい!」という企業が見つかったら素敵ですね。
以下の記事では、インターンの効果的な探し方を学年別に解説しています。参考にしてみてくださいね。
インターンに参加するメリットや選び方は、こちらの記事で詳しく解説しています。併せてチェックしてみましょう。
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