Q
大学3年生
男性
無遅刻無欠席は就活でアピールできますか?
私は学生時代、アルバイトや大学の授業で一度も遅刻・欠席をしたことがなく、いわゆる「無遅刻無欠席」を続けてきました。
これは就職活動において、アピールポイントとして使えるのでしょうか?
もしアピールできるとしたら、面接でどのように伝えれば「入社後も誠実に働いてくれそうだ」と印象づけられるのか知りたいです。
無遅刻無欠席を効果的に伝えるためのエピソードの選び方や、表現のコツを教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
社会人としては普通のためアピールにはなりにくい
私の経験上、無遅刻無欠席はアピールにならないといえます。なぜなら、社会人は学生と違い、無遅刻無欠席が当たり前だからです。
私自身も、小学校時代は6年間無遅刻無欠席、高校の3年間も無遅刻無欠席で表彰されましたが、そもそもそれをアピールする機会がありませんでした。
また、私がコーチングしてきた学生たちも、無遅刻無欠席であった学生はいましたが、就活の面接で聞かれたという話は聞いたことがありません。
もちろん、学生の立場からすると、無遅刻無欠席は相対的にすごいと感じるかと思いますが、社会人は無遅刻無欠席が当たり前の環境となるため、わざわざ面接で聞くまでもないエピソードなのだと感じます。
達成の裏側を言語化! ほかのPR材料も考えよう
もし、どうしても伝えたいのであれば、「なぜ続けられたのか?」「その行動の裏にある価値観は何か?」という点です。どうしても伝えたい人は、これらを言語化しておきましょう。
基本的にはアピールできるほどの素材ではないと言えるため、それ以外の自己PRやガクチカを準備しておきましょう。
アピールできる! 基礎的なマナーとして評価される
無遅刻無欠席(皆勤)は、非常に立派なアピールポイントになります。
企業からの評価として、社会人にとって、就業規則を守り、毎日きちんと出勤することは、最も基本的かつ重要な責任感、継続力、誠実さの証です。
この実績は、「自己管理ができ、任された責任を果たしてくれる人だ」という高い評価に直結します。
独自に工夫した点を加えることで説得力を上げよう
伝え方の工夫としては、ただ「無遅刻無欠席でした」と伝えるだけでは不十分です。
「(アルバイトや授業との両立など)大変ななかでも、体調管理を徹底した」「前日のうちに準備を整えることを習慣付けた」など、そのために意識していたことや工夫した点まで付け加えると、より説得力のあるアピールになります。
以下の記事では採用担当者に響くガクチカの作り方を解説しています。多くの企業の面接で聞かれる可能性が高い質問であるため、事前に回答を準備して確実に高評価を得られるようにしておきましょう。
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