Q

大学3年生
男性

百貨店への就職方法を教えてください。

百貨店への就職を考えている就活生です。

幼いころから憧れていた業界でもあり、人と接することが好きな自分に合っていると感じています。

ですが、人気の業界のため、毎年倍率が高いと聞き不安です。

百貨店に就職するためにやるべきことや、選考で注意すべき点について教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

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キャリアコンサルタント/キャリアシンク・オフィス代表

野村 芳克

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店舗を観察し百貨店の個性と自分をつなげよう!

百貨店は非常に人気がありますので、事前の準備が重要です。

まず職種については、販売だけでなく企画、外商(顧客訪問)、テナント運営など多岐にわたります。自分がどの職種を希望するのかまで、あらかじめ考えておくと良いでしょう。

また、志望動機として「人が好き」「接客が好き」と答える人は多いですが、そこから一歩進めて、「顧客にどのような価値を提供したいか」「何を解決したいか」まで深掘りすることで、他者と差別化が図れます。

徹底した店舗観察で、企業ごとの個性を把握しよう

具体的な対策としては、業界研究はもちろん、実際に店舗を観察することが大切です。百貨店ごとに、個性やブランドイメージ、大切にしているポイントは大きく異なります。

それらの違いを見つけ出し、「なぜ自分がその企業に共感するのか」を、ご自身の経験(自己分析)としっかり結びつけることが重要です。

チームワークなど自分の体験と絡めて、貢献できる根拠をアピールしよう

百貨店の仕事では、顧客との信頼関係の構築やチームワークが強く求められます。 アルバイトや部活動などで培った経験と絡めて、「自分がいかに貢献できるか」を具体的に説明できると、面接官の印象にも残りやすくなるでしょう。

キャリアコンサルタント/西雄一教育研究所代表

西 雄一

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百貨店への就職は業界理解と貢献イメージを盛り込んだ志望動機が成否を分ける

百貨店への就職は人気が高く倍率も厳しいため、憧れだけでなく業界研究や具体的な志望動機が不可欠です。

百貨店業界は近年、売上減少や地方店舗の閉鎖など課題を抱えており、モノ消費から体験型サービスへの転換、ECやデジタル化への対応が進んでいます。こうした現状を理解したうえで、自分がどのように貢献できるかを語れる人材が評価されます。

憧れを志望動機に変えるための準備が重要になる

就職に向けて取り組むべきことは、まず業界研究を徹底し、各社のビジネスモデルや取り組みを把握することです。

そのうえで、アルバイトやボランティアなどで培った接客経験を具体的なエピソードとして示し、顧客対応力やホスピタリティをアピールすると効果的です。

志望動機は憧れだけでなく、課題解決への意欲や企業の取り組みに共感した点を盛り込むことが重要です。

選考では、エントリーシート(ES)で業界研究と自分の強みを結びつけ、面接では笑顔や言葉遣い、立ち居振る舞いなど接客力を直接評価されます。グループディスカッションでは協調性や顧客視点を持った発言が有効です。

注意すべき点は、華やかさだけを強調する浅い志望動機や抽象的な表現を避け、具体的に述べることです。

「接客業に興味があるが自分に向いているかどうかわからない」と疑問を持つ人もいると思います。以下の記事では接客業に向いていない人の特徴とベストとな道の選び方などを解説しています。

あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう

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