Q

大学3年生
男性

就活において大手企業と判断する基準は何ですか?

就活生です。「大手企業に入りたい」と考えていますが、何をもって「大手」と判断すれば良いのかわかりません。

従業員数、売上高、知名度など、基準が人によって異なり、自分の志望軸が定まらずにいます。

就活における「大手企業」を判断するためには、どんな基準を持つべきでしょうか? 自分にとっての理想の企業を見極める考え方を教えてください。

また、大手企業にこだわるメリット・デメリットや、中小企業・ベンチャーも含めた選び方のポイントについてもアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

すぐにアンサーを見る

キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャルプランニング技能士

塚本 智美

プロフィールを見る

1000名規模が基準! 判断基準は複数持っておこう

厚生労働省の分類によると従業員数1,000人以上を大企業 、100〜999人を中企業、10〜99人を小企業という区分けがされています。

このほかにも業界ごとの細かい規定もあります。「大手企業」という言葉は一般的なイメージ(知名度・売上・従業員数の多さ)で使われることが多く、上記の「大企業」の定義とは必ずしも一致しません。

就活で「大企業だから安心」「とりあえず大きい会社へ」と考える気持ちは自然なことです。

しかし、規模だけで企業を選ぶのは、長期的に見ると必ずしも満足につながらない場合があります。

大企業は安定性や研修制度、社会的信用など魅力が多い反面、組織が大きいことで役割が細分化され、自分の希望する仕事ができるとは限りません。

また、スピード感のある成長機会が得にくいこともあります。

自分が求める軸を明確にして幅広い選択肢から選ぼう

一番大切なのは「自分がどんな働き方・価値観を持っているか」を軸に企業を選ぶことです。

たとえば、成長実感を得たいのか、専門性を高めたいのか、プライベートとの両立を重視するのかなど、軸が明確になれば、企業規模よりも自分に合うかどうかが判断しやすくなります。

また、中小企業にも、裁量の大きさ、幅広く経験できる環境、社長や経営陣との距離の近さなど、大企業にはない魅力がたくさんあります。規模にとらわれず、複数の選択肢を比較しながら視野を広げてみてください。

就活は正解を当てる作業ではなく、自分に合う環境を選び取る作業です。焦らず、自分の価値観を大切に進んでくださいね。

キャリアコンサルタント/キャリアシンク・オフィス代表

野村 芳克

プロフィールを見る

複数の指標がある! 自分なりの大手の基準を定めよう

法律などで明確な定義はありません。資本金や従業員数(たとえば1,000人以上)といった基準はありますが、ネームバリューや世間的なイメージも大きく影響します。

一般的な指標としては、「売上高」「従業員数」「全国・海外への拠点展開」などがあります。

大手企業に入りたいのであれば、まずは「あなた自身が、何を基準に大手と判断するか」を定義することが重要です。

高倍率になるが教育制度や福利厚生が充実している

デメリットは、競争相手が多い(倍率が高い)ことです。

メリットとして、昔は潰れないことが挙げられましたが、今はそうとも限りません。

私個人が考える最大のメリットは、若手(特に入社3年以内)の教育制度や、学習支援、福利厚生が非常にしっかりしている点だと思います。

あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう

就活では、自分に合った業界・職種が見つからず悩むことも多いでしょう。

そんな時は「業界&職種マッチ度診断」が役に立ちます。簡単な質問に答えるだけで、あなた気になっている業界・職種との相性がわかります

自分が目指す業界や職種を理解して、自信を持って就活を進めましょう。

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア