Q

大学3年生
男性

就活って気持ち悪いですよね……?

就活で、自分をよく見せるために建前を使ったり、興味の薄い会社でも真剣な顔をしたりすることに強い嫌悪感があります。普通に考えて、就活って気持ち悪くないですか?

特に志望もしていない企業に対して「御社が第一志望です」と言う自分も気持ち悪くて、就活を続けることすら嫌です……。この考え方って変ですか?

就活が気持ち悪いと感じるこの感覚と、どう向き合えば良いか教えてください。また、できるだけ自分を偽らずに、就活を進める方法が知りたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/ヒトノビ代表

小関 珠緒

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気持ち悪さを感じるのは自然なこと! 自分の軸と本音を大切にしよう

就活に対して「気持ち悪い」と感じてしまうその感覚、よくわかります。自分をよく見せるために本音と建前を使い分けたり、さほど興味のない会社に対して真剣なフリをしたりすることに抵抗を感じるのは、あなたが誠実であるからこそ生まれる自然な感情なのです。

しかし、ここで一つお伝えしたいのは、「嘘をつくことや自分を偽ることが、就活を成功させる方法ではない」ということ。企業が本当に知りたいのは、本心を隠して演じている姿ではなく、「あなたが働くうえで何を大切にし、どんな価値観を持ち、どのように働きたいと考えているのか」という本質的な部分です。

嘘をつかなくて大丈夫! 自分に合ったところとマッチングしよう

そのため、これからの向き合い方としては、まず「無理に嘘をつかなくて良い」と割り切ってみてください。嘘をついて内定を得たとしても、入社後に自分自身が苦しくなるだけで、決して良い結果にはつながりません。

たとえば、第一志望でない企業に対して無理に「第一志望です」と言う必要はなく、「貴社のこういった点に魅力を感じています」と、嘘偽りのない事実を切り取って伝えることで十分誠意は伝わります。そして、そもそも興味の薄い企業を無理をして受ける必要はありません。

あなたは自分の軸がしっかりある人だと思いますので、世間一般の「こうあるべき」という正解にとらわれず、その軸を大切にして進んでみてはいかがでしょうか。

結局のところ、就活は企業と個人のマッチングです。自分を偽って採用されたとしても、その後のミスマッチで苦労してしまいますので、どうぞ胸を張って、あなたらしくいられる場所を探してみてください。

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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その違和感は正しい! 自分の本音とズレない企業を探してみよう

「就活が気持ち悪い」という意見ですが、実はその不快感の正体は、就職活動そのものではなく、あなた自身の「本音」と「口から出る言葉」のズレにあるのではないでしょうか。

心の中では志望度が高くないにもかかわらず、面接で「御社が第一志望です」と笑顔で言わなければならない、その自分自身の言動に対する強烈な違和感を「気持ち悪い」と感じているのだと思います。

その違和感を解消するためにすべきことは、気持ち悪さを我慢する方法を探すことではなく、「ここなら嘘をつかずに済む」「ここなら本当に良いな」と思える企業を見つけることです。

少し厳しい言い方になってしまいますが、もし「そんな会社はない」と思っているのなら、それはまだ企業探しの範囲が少し狭いのかもしれません。日本には約400万社もの企業があります。その中には、あなたが無理に演技をせずとも興味を持てる場所や、仕事内容が必ず存在するはずです。

人手不足の業界を視野に入れるのも一つの方法! 偽らなくて良い業界もある

もし、どうしても「第一志望です」という建前を言うのが耐えられないのであれば、人手不足と言われる飲食・宿泊・介護・建設などの業界に目を向けてみるのも一つの手です。

そうした業界では、過度なアピールや建前よりも、「若い人が来てくれただけで嬉しい」と諸手を挙げて歓迎してくれる傾向があり、嘘をついて取り繕う必要性がぐっと下がります。

あなたに合う場所は必ずあるので、少し視点を変えて、自分自身が無理なく向き合える場所を探してみてください。

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