Q
大学3年生
男性
大企業に入るためにTOEICスコアはどれくらい必要ですか?
就活中の大学3年生です。大企業への就職を目標にしているのですが、TOEICのスコアがどれくらいあれば有利になるのか知りたいです。
今のスコアは600点台で、毎日勉強はしているものの、なかなかスコアが伸びません。周囲の友人は800点を目指しているとも聞きました……。
大企業と一口に言っても業種や企業によって差があるとは思いますが、書類選考を突破したり、面接でプラス評価につなげたりするためには、何点くらい必要なのでしょうか?
大企業を目指すうえで「この点数があれば安心できる」という目安や、TOEICのスコア以外に注力すべきことについてアドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
大企業就職に必要なTOEICスコアは一律では決まらない
「TOEICが〇〇点以上あれば大企業応募で有利になる」といった他者からの評価を期待するよりも、「自分は英語を使ってどんな仕事をしたいのか」「そのためにどのくらいの英語力が必要なのか」と自分軸で考えることが大切です。
まずは、自分の進みたい方向をはっきりさせましょう。
英語力を目的ではなく手段として捉える視点が重要
また、英語力が高くても実務で苦労するのは、母語でできないことは、外国語ではさらに難しいという点です。外国語で読める文書や書籍のレベルは、母語での読解力を超えません。
つまり、TOEICスコアはあくまで総合評価の一部にすぎないということです。
とはいえ、努力し、真剣に取り組んだことは必ず評価されます。質問者さんが「英語の勉強を頑張ってみたい」と思ったこと自体、とても素晴らしいことです。
就活では、企業規模によって応募倍率が大きく異なります。リクルートワークス研究所「大卒求人倍率調査」によれば、従業員5,000名以上の企業は0.42倍、1000~4999名規模の企業は1.08倍です。
大企業とはどの従業員規模を想定しているかによっても、アドバイスは変わります。英語力を伸ばすことと、どんな企業でどんな仕事を目指すかは、いったん切り離して考えてみると、進路がより明確になると思います。
TOEICのスコアが本当に必要かどうか見極めることが重要
外資系の企業や、業務上英語が必須である会社や職種でなければ、TOEIC の点数はなくてもまったく問題ありません。英語が必要ない会社であれば、何点あっても特に有利にはなりません。採用側からすると「ふーん」くらいの反応です。
不安であれば990点(満点)くらいあれば、「英語が得意なんだね」と目が止まる可能性はありますが、それだけです。
今600点台のスコアを800点台に上げるために時間と労力を投下するのは、コストパフォーマンスが悪いです。
その時間があるなら、業界研究や自己分析、面接練習に注力したほうがよほど効果的と言えます。
TOEICのスコアが役立った経験は好印象につながる
ただ、英語の点数があり、かつ「その英語を使って実際にこういう活動をしていました」という経験がセットであれば目立ちます。
点数そのものよりも、活動の実績がその人の人間性や「実際に英語を使える人」という印象につながるからです。
実際の活動がないのに点数だけで有利になることは、ほぼないと思ってください。
TOEICの点数があっても実際には使えない人は沢山いることを、企業側はわかっています。点数アップだけに時間を使うより、ほかの対策に注力しましょう。
「TOEICの実績を履歴書に書きたい」と考えている人は以下の記事をチェックしましょう。履歴書に書けるTOEICの最低点数や書き方などを解説しています。
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