Q
大学3年生
男性
自分の将来が想像できないです。
就職活動を進めているのですが、「将来のビジョン」や「5年後・10年後の自分」を問われると、何も思い浮かばず立ち止まってしまいます。
特にやりたい仕事や明確な目標があるわけでもありません。このまま将来が想像できない状態で就職を決めると後悔するのではないかという不安と焦りがあります。周囲の友人は皆、目標を持って前向きに動いているように見え、自分だけ計画性がないのではと劣等感も感じています。
将来が想像できず悩む求職者が、後悔のない就職・転職活動を進めるためにまず取り組むべきことや、キャリアの方向性を決めるための具体的なヒントを教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ビジョンがないのは普通! 一度選択することも大切
自分の将来が想像できないことはよく起こりえます。最初から明確なビジョンがある人のほうが少ないです。不安や焦りを感じるのは、自分だけではないとまずは安心してください。
私がかかわった人のなかにも、「最初に内定が出たから入った」「有名な会社だから入った」という選択をする人は多くいます。大事なのはその後どうキャリアを描くかです。
絵空事でも未来を描いてみよう! 自己分析も欠かさずに
それでも未来の姿を問われることが不安なら、自己分析をしたうえで棚卸しをし、価値観診断や適性診断をおこなってください。厚生労働省の提供するサイト(job tag)では多くの自己診断ツールが用意されています。
あるいは、理想のキャリアを自由に描くこともおすすめです。無理かもしれないと思わず、「こうなったら良いんじゃないか」という夢を描いてください。描くことで新たな方向性が見える場合もあります。自分の成長にもつながります。
将来が見えないのは当たり前!
将来が想像できないことは、誰でも抱える普遍的なものです。安心してください。
私たちは予知能力者ではないので、未来が見えないことは決しておかしいことではありません。
「どうなっているかな?」という不安の視点から一度離れてみましょう。むしろ、「どうなりたいかな」「どう自分は成長したいかな」という希望の思いを持つことがおすすめです。
こうした前向きな観点で少しずつ考えることから始めてみてください。
漠然としていて良い! うまくいく自分や、好きな自分から考えよう
現状は、目標とする明確なゴールがなくてもかまいません。漠然とでも良いです。「なんとなくでもこういうふうに進みたいな」という方向性を見つけてみましょう。
他人が目標を持っていることで劣等感を感じるなら、人と比べないことに加えて、意識的に自分を軸にすることが大切です。
たとえば「自分はどういうことをやっているときが好きか」「自分はどういうタイプの人とならうまくいくか」などに焦点を当てましょう。
他人軸ではなく、「自分がどうしたいのか」に考えをシフトしてください。周りの人のことは気にせず、自分の成長に集中できるようになります。
以下の記事では将来の不安を解消する方法を解説しています。漠然と将来に不安を感じている人は一度読んでみて、少しずつ実践してみるのがおすすめです。
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