Q
大学4年生
女性
就活で企業に謝罪メールを送るとき、気をつけるべきマナーはありますか?
体調不良で、予定していた面接に急遽参加できなくなってしまいました。企業の担当者には謝罪メールを送るつもりですが、連絡が直前になってしまったため、とても申し訳なく感じています。
このような就活の場面で、企業へ謝罪メールを送る際には、どんな内容にすれば誠意が伝わるでしょうか?
謝罪の言葉だけでなく、欠席の理由の伝え方や、日程を再調整してもらう際の表現などで注意すべきポイントがあれば知りたいです。
また、メールを送る時間帯や件名の付け方など、ビジネスマナーとして気をつけるべき点についてもアドバイスをいただけるとありがたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
欠席メールは迅速かつ簡潔に誠意を伝えよう!
体調不良による日程変更などは、実際のビジネスシーンでも起こりえます。今回はその練習だと思って、丁寧に対応しましょう。
急な欠席連絡で重要なポイントは、迅速さ、簡潔さ、そして誠意です。
まずは、件名を工夫しましょう。担当者が件名を見ただけで内容が瞬時にわかるようにすることが非常に重要です。
たとえば、「本日の面接欠席のご連絡(大学名・氏名)」としましょう。こうしておくと、担当者が多くのメールを受け取っていたとしても、瞬時に用件を判断できます。
本文は簡潔に伝えるのがコツ
本文では、長文は避け、簡潔に要点を伝えましょう。「謝罪」「欠席の理由」「日程変更のお願い」を入れ込めば問題ありません。読む側が大変になるため、長い文章は避けてください。
まず、欠席することについて明確に謝罪します。たとえば、「本日の面接に伺うことができなくなり、大変申し訳ございません」と記せば良いです。
理由は詳細に書く必要はありません。「体調不良のため」「発熱のため」など、簡潔に伝えます。
日程変更のお願いでは、威圧的にならないよう、丁寧にお願いします。たとえば、「もし可能であれば、別日程で面接の機会をいただけますでしょうか」と依頼してください。
「必ず変更してほしい」という態度ではなく、「変更をお願いできないか」という態度が必要です。
欠席が決まり次第すぐに連絡するのがマナー!
連絡のタイミングは、欠席が決まった時点ですぐに送ってください。早朝など時間を問わず、できるだけ早く伝えるのがマナーです。
メールの最後にも、「お忙しいところご迷惑をおかけし、重ねてお詫び申し上げます」などと再度お詫びの言葉を添えて締めくくります。
メールは追って送ろう! 直前キャンセルは電話が鉄則
面接直前のキャンセルは、必ず電話で連絡し、その後に誠意と迅速さを伝える謝罪メールを送るのが鉄則です。
採用担当者は急な欠席で多忙になるため、メールより確実に届く電話を優先し、直前の連絡になったことに対して最大限の誠意を示すことで、社会人としてのホウレンソウ能力を証明できるからです。
体調不良など、やむを得ない理由であっても、迅速に伝えましょう。
明確さと丁寧さが信頼を回復する鍵
謝罪メールには以下の3点を盛り込みます。
1つ目は、面接欠席の連絡と謝罪です。氏名と欠席の事実を明確に伝えましょう。
2つ目は謝罪と状況共有です。連絡が直前となったことを謝罪し、欠席理由を簡潔に述べます。
3つ目は依頼です。「改めて機会を頂戴できますでしょうか」と丁寧な依頼を心掛けてください。
迅速な行動と丁寧な言葉遣いで真摯な姿勢を示し、企業との信頼を回復しましょう。次のチャンスにつなげるためにも、マナーを守った対応を徹底してください。
面接当日に体調不良になってしまった場合の対処法は以下の記事で解説しています。「欠席の場合はどのような連絡をするべきか」「そもそも欠席しても問題ないのか」など疑問を持つ人は確認しておきましょう。
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