Q
大学院2年生
男性
就活で企業の資本金はどこまで重視すべきですか?
就職活動で企業研究を進める中、企業の資本金の額をどれくらい重視すべきか迷っています。
資本金が多い企業は経営が安定しているイメージがありますが、ベンチャー企業やスタートアップでは資本金が少なくても急成長している会社もあり、判断が難しいです。
「資本金〇億円以上」という明確な基準を設けて企業選びをすべきでしょうか。それとも、業界や企業規模によって資本金の意味合いは変わってくるのでしょうか。
就活生が企業の安定性や将来性を見極める際に、資本金をどのように捉え、他の指標と組み合わせて判断すべきか、具体的なアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
大手なら気にしなくてOK! 資本金より安定性をチェックしよう
大手企業であれば、資本金をそれほど気にする必要はないと思います。大手企業はまず気にしなくても良いでしょう。
しかし、ベンチャー、スタートアップ、中小企業を受ける場合は、資本金を見るのも大事ですが、それに加えてどういう会社と取引があるか、どういう顧客を持っているかという点も重視すべきです。
取引先の質が重要! 資金が集まっても売れなければ意味がない
資金を集められても、結局物を売れなければ話になりません。ですから、資本金の額だけでなく、取引先や顧客の安定性を合わせてみておくようにしてください。
資本金がいくら以上という基準を設けても、それが従業員1人の企業なのか、従業員1,000人いて資本金が1億円なのかで変わってきます。一概には言えませんので、総合的に判断しましょう。
就活で企業の資本金は参考にはするが決定打にはすべきではない
資本金は安全性や規模感の一指標ですが、単独で企業力は測れません。とりわけ上場企業は自己資本や内部留保、借入余力、キャッシュフローで体力を判断すべきです。
また、スタートアップは調達済みエクイティや売上成長、解約率、粗利構造のほうが重要になります。つまり、同じ資本金でも資本準備金や資本政策の違いで見かけが変わるため、「資本金◯億円以上」を足切り基準にするのは非効率です。
企業体力は資本金ではなく財務・事業・人を束ねて見る
実務的には、
①直近3期の売上・営業利益・営業CFのトレンド
②自己資本比率・流動比率
③顧客集中度(主要取引先と依存度)
④人員の増減(採用の勢い、離職率の推定)
⑤事業ポートフォリオと参入障壁
⑥資金調達の履歴と手元資金
をセットで見て置くことが重要です。
上場していない企業ではこれらの情報が手に入りにくい可能性もあるので、調べてもわからない部分はOBOG訪問で補完するのもおすすめです。
伸びる余地×倒れにくさを比較しましょう。結論として、資本金は参考欄にとどめ、財務・事業・人の指標を束ねて総合判断するのが就活生のベストプラクティスです。
「具体的な企業分析の方法がわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。企業分析の具体的な方法や実施する際の注意点などを解説しています。
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