Q
大学4年生
女性
就活中に体調不良になった場合、どう対応すれば良いですか?
急な発熱で体調を崩してしまい、明日に予定されていた面接の参加が難しそうです。企業に大変な迷惑をかけてしまうことと、「体調管理もできない人間だ」と評価されて不合格になるのではないかと不安を感じています。
面接を欠席せざるを得ない場合、どのように対応したら良いのでしょうか。また、メールと電話のどちらで連絡すべきなのか、どのようなタイミングが良いのかなど、マナー面でも迷いを感じています。
体調不良で面接をリスケジュールする際に、企業への印象を悪化させずに誠意を伝えるための具体的な伝え方や、日程調整をお願いする際の最適なメールの文面について、専門家の方からのアドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
体調不良時は早急に電話連絡で日程調整をしよう!
もし就職活動中に体調を崩してしまった場合は、何よりもまず迅速な連絡が不可欠です。体調不良がわかった時点で、できる限り早めに、かつ企業の営業時間内に電話で状況を伝えましょう。
もし電話番号が不明な場合はメールでの連絡となりますが、直前の変更は緊急性を要するため、基本的には電話で連絡をし、現在の状況を説明したうえで面接日程の再調整をお願いすることになります。
この際、評価への影響が心配ですよね。残念ながらマイナスになる可能性は否定できません。「体調管理も能力の一つ」ととらえられる場合があるからです。また、企業の採用スケジュールは決まっているため、休んでいる間にほかの候補者の採用が決まり、募集が終了してしまう可能性もあるでしょう。
体調管理は基本! リスケ時は電話で誠意を伝えよう
しかし、近年はインフルエンザや新型コロナウイルスの流行を経て、無理をして周囲に感染を広げるよりも、体調を優先して休むべきだという風潮が定着しつつあります。
昔のような「這ってでも来い」という根性論ではなくなり、企業側の理解も得やすくなっていますが、チャンスを逃してしまう可能性はゼロではありません。したがって、大前提として日頃の体調管理を徹底し、万が一崩してしまった場合は、直ちに電話で誠意を持って相談するようにしましょう。
無断欠席は絶対NG! 体調不良は電話とメールで迅速に連絡!
急な体調不良で面接を欠席する場合、迅速に電話とメールの組み合わせで連絡し、誠意をもってリスケジュールをお願いするのが最も良い対応です。体調管理の非を正直に詫びることで、企業への印象悪化は防げます。
体調不良は誰にでもありえることであり、採用担当者は事情を理解してくれる場合が多いでしょう。最も避けたいのは、連絡が遅れることや無断欠席であり、迅速な連絡は緊急時の対応力と責任感を示す機会にもなります。
症状と謝罪を丁寧に伝えリスケジュールを成功させよう!
私の過去の支援では、まず発熱がわかった時点で直ちに電話で担当者に連絡するように指導してきました。
「体調管理が行き届かず申し訳ございません。今38度の発熱があり……」と症状と謝罪を伝え、その後に「別日程での面接機会を頂戴できないでしょうか」と丁寧なメールを改めて送るようにアドバイスしてきました。
特に、面接が翌日の朝早い時間の場合は注意が必要です。もし、夜中に発熱した場合は、まずはメールを入れておき、始業時間になったらすぐに電話で連絡するようにしましょう。メール+電話での連絡が誠意を示すうえで重要です。
焦らず体調回復を最優先とし、迅速かつ誠意ある対応でリスケジュールを成功させましょう。
面接当日に体調不良になってしまった場合の対処法は以下の記事で解説しています。「欠席の場合はどのような連絡をするべきか」「そもそも欠席しても問題ないのか」など疑問を持つ人は確認しておきましょう。
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