Q

大学3年生
男性

診療放射線技師の志望理由で重視すべき点は何ですか?

診療放射線技師を目指して就職活動をしているのですが、志望理由をどう書くべきか悩んでいます。

正直なところ高校生の時に医療職に興味を持ち、手に職をつけたいという思いからこの仕事を選びました。もちろん病気の診断や治療に貢献できる点にはやりがいを感じていますが「患者さんのため」という理由だけでは、内定を獲得できないと思っています。

面接官や採用担当者に「この学生は本気で診療放射線技師になりたい」と思ってもらうためには、専門職としての具体的な役割についてどこまで踏み込んで話すべきでしょうか?

また病院見学で感じたことや大学で学んだ専門知識など、私自身の経験を志望理由にどう織り交ぜれば説得力が増すか教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

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国家資格キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

谷猪 幸司

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なぜこの職種を選んだのか明確にしよう

診療放射線技師の志望理由で重視すべきポイントは「なぜ数ある医療職のなかで、診療放射線技師を選んだのか」を深掘りして明確にすることです。

単に「患者さんのため」という理由だけでは内定を得るのが難しい場合があります。

どうしてこの放射線技師になりたいと思ったのか、志したのかという背景を深掘りする必要があります。

具体的な背景とビジョンを語ろう! 自己成長と連動させよう

たとえば「転職をつけたい」という思いがあったとしても医師や助産師など、医療業界にはほかにもさまざまな職種があります。

そのなかでどうしてこの放射線技師を選んだのかを明確にすることが必要です。専門性があるためクリニックや病院などで、幅広く活躍できるからといった理由を含めるといいでしょう。

自身がこの職種を選んだ理由を明確にしたうえで、そこからのステップアップをどう考えているのかという点を伝えましょう。

また「患者さんのため」という思いが、結果的に自身をどう成長させるのか、という所を明確にすることも重要になってきます。

すなわち診療放射線技師をなりたいと思った具体的な背景と、この職に就いた後に成し遂げたいビジョンをしっかりと盛り込むことが重要です。

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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具体的な役割を考えてなぜ技師なのかを深掘りしよう!

診療放射線技師の志望理由は、多くの学生が「患者さんのために役立ちたい」でとどまってしまいがちです。

ですが採用担当者が知りたいのはなぜ数ある医療職のなかで、この仕事なのかです。ここに具体性があるだけで一気に説得力が高まります。

志望理由を深めるヒントとして、自分の経験を小さく分解してみることをおすすめします。

たとえば病院見学で技師の人が医師や看護師と連携しながら、画像の質を確認している姿が印象に残ったなら「診断の精度を左右する立場に責任と魅力を感じた」と表現できます。

専門性をどう活かしたいかを自分の言葉で整理しよう

大学で学んだCTやMRIの原理に興味を持ったなら「技術を理解し、より良い画像を造り出す工夫ができる仕事に惹かれた」と結び付けられます。

つまり技師の具体的な役割を、あなた自身の気づきと組み合わせて語ることがポイントです。

単に「やりがいがありそう」ではなく「専門性をどう活かしたいのか」を一歩深く話せると、面接官は「本気で技師を目指している」と感じます。

志望理由は特別なエピソードである必要はありません。

小さな興味や印象を丁寧に拾い、自分の言葉で整理していくことであなただけのストーリーが自然と形になります。

面接での効果的な志望動機の作り方や答え方は以下の記事で解説しています。例文も紹介しているので、「どのような志望動機が刺さるかわからない」と疑問を持つ人は事前にチェックしておきましょう。

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