Q
大学3年生
女性
就活でモチベーショングラフを提出する際、何か注意点はありますか?
現在企業の書類選考を控えています。そのなかでとある企業から、モチベーショングラフの提出を求められました。
そこでモチベーションの「浮き沈み」を正直に書くべきか、それとも就職活動に関わる部分をポジティブに強調して書くべきか判断に困っています。
特にモチベーションが極端に低かった時期について、企業はどのように評価するのでしょうか? 正直に書きすぎてマイナスな印象を与えてしまわないか不安です。
就活で提出するモチベーショングラフを作成する際に最も意識すべき目的や、企業が評価する具体的な書き方のポイントについてアドバイスやご意見をいただけますでしょうか。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
グラフは正直に書きマイナス面も説明できるようにしよう!
結論から申し上げますと、モチベーションの上下は正直に書くべきです。
落ち込んでいた時期を浅く見せたり、期間を短くしたりといった小細工は、絶対にお勧めしません。
大切なのは、低迷期を隠すことではなく、「なぜその時そんなに落ち込んだのか」「なぜ長引いてしまったのか」を、面接できちんと説明できるように準備しておくことです。
面接官は失敗そのものよりも、そこからどう向き合ったかを知りたがっています。
どん底からの復活を具体的に伝えることが鍵
ずっとどん底のままであることは稀だと思います。 「沈んだ理由」と、そこから「這い上がったきっかけ」は、質問されなくても自分の中で語れるように整理しておきましょう。
企業はマイナスの過去を責めたいわけではありません。「どうやって持ち直したのか」という回復力(レジリエンス)を見ているのです。 ですから、嘘をついて取り繕う必要はありません。嘘は必ずほころびを生みます。
正直に低迷期を書いたうえで、最後は「現在は意欲が高く、御社に貢献できる状態です」と、成長した姿で締めくくってください。
マイナスからどう回復したかを説明できるようにしておこう
モチベーショングラフに限らず心理検査全般に言えることですが、良く見せようと思って書くのは絶対にバレます。
こういうものを提出させるということは、分析するプロが必ずいるはずです。
大切なのは正直に書き、浮き沈み一つひとつに意味付けをしっかりおこなうことです。
具体的には、沈んだ所ところから何をきっかけに元に戻れたのかという分析をすることが大事です。
「自分が何によってモチベーションが下がったり、気持ちが下向きになったりするのかというのを、この出来事を通してちゃんと把握できました」という所にところに意味付けができたら、沈むのもまったく問題ありません。
人間ですから、そういう日はあって当然です。
高止まりしているグラフはむしろ心配になる
むしろずっとモチベーションが高止まりしているグラフだと、私たちは「自分のことを分かっていないんじゃないか」と心配してしまうくらいです。
正直に書いて浮き沈みから学んだことや、自分の感情の揺らぎの癖を把握できているということがいえたらそれで十分です。
モチベーショングラフを活用した自己分析の具体的な方法については以下の記事で解説しています。「そもそもモチベーショングラフって何?」や「どうやったら良いかわからない」と疑問を持つ人はぜひ参考にしてください。
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