Q
大学3年生
男性
秘書検定は男性でも取得するメリットはありますか?
現在、就職活動を控えている大学3年生の男性です。就職活動に役立つ資格として秘書検定の取得を検討しているのですが、「秘書」という名前から女性向けの資格というイメージが強く、男性が取得しても評価されるのか不安です。
秘書検定で学べるビジネスマナーや一般常識は必要だと思いますが、履歴書に書いても面接官の印象に残るのか、それとも「男性なのに秘書検定? 」と疑問に思われてしまうのかと悩んでいます。
実際に、秘書検定は男性の就活において具体的にどのような点で有利に働くのか、またどのような職種・業界で特にメリットがあるのかを教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
秘書検定が有利になる職種は限定的!
秘書検定の資格を持っているという事実が、就職活動において有利になるポイントはかなり限定的であり、ほとんど期待できないというのが私の肌感覚です。これは男性に限った話ではなく、すべての人に関して同様の傾向があります。
ただし、秘書検定の学習を通じて得たビジネスマナーや一定の事務スキルは、就職活動でも活かせます。メールの書き方や訪問時のマナーなどに迷う学生にとっては、知識を身に付けられるという点で有用です。
武器というよりは個性をアピールする材料の一つととらえよう
一方で、「秘書検定を持っています」という事実だけでは、ほとんど効果がないといっても差し支えありません。
効果があるとすれば、「私は人をサポートする能力が高い」といった自分の個性をアピールする際の説得力を増すための材料の一つとして提示する場合です。
資格が業務に直結する専門職を除き、「資格を持っていれば有利になる」という文脈では、残念ながら武器にはなりません。資格だけではなく、その資格を通じて何を身に付け、どのように活かせるかが重要です。
取得理由による! 秘書になりたいなら取ろう
秘書検定取得にメリットがあるかどうかは、その人の取得理由によります。もし秘書になりたいのなら持っていることはとても良いです。
ただし、他の職種では、多くの場合、秘書検定はビジネスマナーや一般的な常識が身に付いていることの証明として使われます。ビジネスの一環として取得したのだろうとしか思われない可能性が高いです。
ホテルや研修会社志望なら有利になる可能性も
もし、秘書的なスキルが必要な業界、たとえばホテルや客室乗務員、あるいは研修会社などを志望する場合は取っておいても良いです。
有利に働くかと言われればそこまでではないですが、最低限のマナーができているという証明にはなります。
以下の記事では秘書検定資格の就活での活かし方を解説しています。秘書検定の取得に興味があるけど、就活にどう活かせるかわからないと疑問を持つ人は、ぜひ参考にしてください。
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