Q
大学3年生
女性
履歴書の特技と志望動機は関連付けるべきですか?
今、履歴書の特技欄と志望動機欄の書き方で悩んでいます。
インターネットで調べると、「特技は仕事に活かせる内容だとアピールになる」「志望動機と一貫性を持たせると説得力が増す」といった情報を見かけます。しかし、私の特技はどちらかというとゲームなどインドアなものが多く、志望している営業職と直接的な関連性がありません。
無理に特技と志望動機を結び付けようとすると、かえって不自然になったり、嘘をついているように見えたりしないか不安です。
履歴書の特技欄について、「志望動機」や「応募職種」と関連性がなくても正直に書いても良いのですか? もし関連性を持たせたほうが良い場合は、ゲームや読書などのインドアな特技を仕事に結び付けるための、具体的な考え方やアピール方法を教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
関連付けるべき! それぞれの特徴を分析しよう
どのような特技であっても、仕事に活かせる要素があれば、関連付けると良いです。特技の内容だけで印象が悪くなるという認識は捨てましょう。特技となったからには、何か活かせる能力があるはずです。それを強調してみてください。
営業に必要なのはコミュニケーションスキルだけでない
たとえば、営業職とのかかわりであれば、「インドアな趣味で身に付けた、状況をじっくりと分析できる能力は、顧客の要望をつかむのに活かせる」「戦略を立てて取り組み攻略することは、市場や顧客の課題や要望の分析(マーケティング)にも活かせる」といった主張ができます。
営業職に必要なのはコミュニケーションスキルだけとは限りません。さまざまな特技を通して身に付けたことを堂々と主張しましょう。
特技と志望する職に共通する要素を見つけられれば、どのような特技でも志望動機につなげることが可能です。
必須ではないが、関連付けられるとなお良しととらえよう
特技と志望動機は、できれば関連付けたほうが印象が良くなり、説得力が増します。「ああ、だからこそうちの会社に来たいのね」ということはアピールしやすいです。
ただ、内容的にこじつけすぎたりすると不審感を持たれてしまいます。そのため、無理にすべて関連付けるというよりは、関連付けられたらなお良しという程度に考えてください。
特技欄はスキルチェックではなく人間力チェックのためにある
採用担当者が特技をたずねるのは、仕事に直結するスキルをチェックするためではありません。普段から何に興味を持ち、行動することでどのような人間力が身に付いているかを確認しています。
ゲームや読書などインドア系の趣味から推察される特徴として「持続力」「好奇心や探求力、情報収集力」「ボキャブラリーの豊富さ」などがあるはずです。
そのため、これらを自分の趣味と絡めてアピールすれば、好印象につながるといえます。
インドアな特技も関連付けることができる!
特技と応募職種に関しても、無理に関連付ける必要はなく、そのまま語っても問題ありません。
もし関連付けたい場合は、たとえば読書などであれば、「普段からたくさん文字を読むことに慣れているので、営業に必要などんな書類も抵抗なく読みこなすことができます」と言うことが可能です。
以下の記事では失敗しない履歴書の書き方を解説しています。また、提出時のマナーなどについても触れているため、これから履歴書を作成し提出する機会がある人は、事前にチェックしておきましょう。
面接での効果的な志望動機の作り方や答え方は以下の記事で解説しています。例文も紹介しているので、「どのような志望動機が刺さるかわからない」と疑問を持つ人は事前にチェックしておきましょう。
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