Q

大学4年生
女性

公務員採用の身体検査で落ちることはありますか?

公務員試験の最終面接を控え、今後身体検査があることを知り不安を感じています。

私はこれまで大きな病気や怪我の経験はありませんが、現在、視力がかなり悪く、また持病とまではいえないものの、軽度の慢性疾患があります。

インターネットで調べても「身体検査は形だけ」という意見と、「まれに不合格になる人がいる」という意見の両方があり、実際どうなのかわからず焦っています。

公務員試験の身体検査では、具体的にどのような基準で合否が判断されるのでしょうか? また、どのような場合に不合格になってしまう可能性があるのか、教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

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キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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公務に支障がなければ、身体検査は心配無用

まず、採用選考において「この病気だったら不合格になります」というような具体的な疾患名などが公表されることはありません。

これは、特定の疾患による差別につながりかねないためです。採用側は、個別の健康状態を理由に合否を判断することは避ける傾向にあります。

身体検査の基本的な判断基準は、日々の公務(公務員がおこなう仕事)に支障が出るかどうかであり、問題がなければ身体検査で不合格になることはまずありません。

公務員がおこなう多岐にわたる仕事、つまり公務を正常に遂行するうえで、健康上の問題がないかを確認することが身体検査の目的です。

この基準に照らし、日常生活に重大な影響を及ぼすような状態でなければ、過度に心配する必要はありません。

日々の生活に問題なければ大丈夫! 不安なら医師に相談しよう

一方で、日々の公務に明らかに影響が出て、その遂行に重大な支障が出るような病状や状態であれば、不合格になる可能性はあります。

職務への適性を判断する材料の一つとなるのは確かです。慢性疾患があっても、現在、普通に日常生活や学生生活を送れているのであれば、まず問題ないと考えましょう。

治療や服薬を継続しながらも、健康な人と変わらない生活を送れている状態であれば、採用に影響が出る可能性は低いといえます。

日常生活に支障がない状態であれば、過度に心配せず、自信を持って公務員試験に臨んでください。心配であれば、事前に医師に相談して意見を聞いてみるのもおすすめです。

国家資格キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

南 幸雄

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病気の有無より職務を全うできるかで判断される

ここまで来て「身体検査で落ちたらどうしよう」と不安になるのは自然なことです。ネットで真逆の情報が並んでいたら、なおさらですよね。

公務員の健康診断は、公的な規則上でも、病気や障害の有無よりその職務を安全に続けられるかを見るためのものです。

国家公務員では人事院規則10-4に基づき検査項目が定められていますが、目的は健康管理と適正配置であり、一般行政職では矯正視力が一定以上あり、慢性疾患が業務に大きな支障を与えない限り、不合格となるケースは多くないとされています。

自分ができることや必要な配慮を洗い出せば安心できる

一方で、自衛官・警察官・消防などでは、視力や疾患について具体的な基準があり、そこで不合格になる可能性はあります。

私自身は採用で健康面を理由とした心配はありませんでしたが、支援してきた就活生のなかには、「持病がある自分は落とされるのでは」と怯えていた人がいました。

一緒に募集要項や公的な基準を確認し、「病名そのものより、どの程度コントロールできているか」「どんな配慮があれば働けるか」という視点を言葉にしていくと、表情が少しずつ和らいでいきました。

不安をゼロにはできなくても、何を見られているのか、自分にできる準備は何かがわかれば、人はちゃんと前に進み始めます。

生活への影響を言語化し、正直に伝える練習をしておこう

今できることとしては、以下のものが挙げられます。

・志望先の募集要項や自治体ホームページ(HP)の身体要件、健康診断の記載をもう一度確認する。
・かかりつけ医に相談し、日常生活・事務仕事にどの程度影響があるかを一文で説明できるようにしておく。
・問診票や面接では隠さず、治療状況、自己管理の工夫、勤務上どんな配慮があれば安心かをセットで伝えるイメージを持つ。

落ちるかどうかだけにとらわれすぎず、自分の状態を正直に伝え、それでも一緒に働こうとしてくれる職場と出会うプロセスだと思って、できる準備をひとつずつ整えていきましょう。

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