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回答しない

面接後にお礼メールを送ると辞退と勘違いされそうで不安です。

一次面接に合格し合格メールが来ました。

お礼のメールを送ろうとしたのですが、そのメールの内容に「辞退する場合はこのメールに返信をお願いします」とありました。

次の面接の日程は添付のURLで決めることができたので、このまま返信という形でお礼のメールをしてしまうと辞退を希望していると勘違いされてしまいそうでお礼を伝えられていません。こういった場合でもお礼メールは送らないとだめでしょうか?

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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件名や書き出しに注意して真摯な姿勢を示そう

合格通知を受け取り、お礼のメールを考えているあなたの真摯な姿勢は好印象となる可能性が高いです。ただ、このような状況でお礼のメールを送る際には、誤解を避けるために記述する内容を明確にすることが重要でしょう。

まず、件名に「面接合格のお礼」と明記し、メールの冒頭で直接的にお礼の意を表すことが効果的です。

たとえば、「次回の面接の機会をいただき、ありがとうございました」と始めることで、そのメールがお礼であることをはっきりさせることができます。

本文に選考辞退の意思がないことも記載することが大切

続いて、本文中には辞退の意思がないことをしっかりと記述しましょう。「先のメールでのご案内に基づき、既に次の面接日程を確認させていただきました。引き続き選考プロセスに参加させていただくことを楽しみにしております」と加えることで、次のステップに進む意欲があることも伝わります。

このように、お礼の意を明確にしつつ、辞退の意思がないことを確認する文言を入れることで、誤解を防ぎつつ礼儀正しく対応できるでしょう。就活ではこのようなコミュニケーションが重要とされるため、注意深くおこなうことを意識してください。

キャリアコンサルタント/公認心理師

吉野 郁子

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お礼メールは送らなくても合否に直接的な影響はない

こういった場合は、お礼メールは送らなくても大丈夫です。そもそも、お礼メールは必ずしなくてはいけないものではありません。また合否にも左右しません。「心遣い」の一環であるため「お礼メールが来たら、担当者が嬉しい」ということなのです。

採用の事務作業を簡略化し、間違いなく進められるように「今回はお礼メールを送らなかった」というのも、また「心遣い」だと思います。

お礼の気持ちの伝え方にもマナーがあることを理解しておこう

就活マナーでは、その場その場で「こうする方が親切だと思った」「精いっぱいの礼儀正しさを考えて行動した」という判断基準で動くしかない場面があります。

これは、就活に限らず、社会人になってからもそうです。失礼をしたら謝る、親切をしてもらったらお礼を言う、逆に、失礼なことをされたら「自分も失敗を許してもらってきたんだから」と寛容に受けとめるなど臨機応変な気遣いやマナーが求められます。

選考プロセスも、人間同士の出会いです。今回「お礼メールを」と考えた理由が、選考で有利になるためではなく、「担当者さんにお世話になったから」「1次合格がうれしくて、お礼を言いたかったから」と、人間味ある本心からであることを願っています。

こちらのQ&Aは、二次面接の案内メールに返信は必要ですか? の問いにキャリアアドバイザーが回答しています。

こちらの記事は、書類選考の結果に対して返信メールを送るときの注意点を解説しています。あわせてチェックしてみてください。

こちらの記事ではお礼メールだけに限らず面接のルールについてまとめているので参考にしてみてください。

企業からの連絡に対するお礼メールの書き方は、こちらのQ&Aでも回答しています。

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