Q

大学3年生
男性

民間就活と公務員試験の両立は可能ですか?

現在、民間企業の就職活動と、公務員試験の勉強の両立を目指している大学3年生です。

どちらも中途半端になり、最終的にどちらも失敗してしまうのではないかと、勉強時間や対策の進め方について常に焦りを感じています。特に、公務員試験の専門科目の勉強と、民間企業のES(エントリーシート)作成や面接対策を並行することが、時間的に非常に厳しく感じています。

両立に成功した先輩は、具体的にどのようなスケジュール管理や、対策の時期分けをおこなっていたのでしょうか?

キャリアコンサルタントの先生から見て、民間就活と公務員試験を効率的に両立させるための具体的な戦略や、両立が難しくなった際にどちらを優先すべきかの判断基準について、アドバイスやご意見をいただけますでしょうか。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

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キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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両立は可能! 時期によって対策の配分を変えよう

まず大前提として、自身がどちらを優先するのかを決めることが先決です。

公務員試験と民間就活を完全に半々で進めるのは、自分が心配している通りどちらも中途半端という状態になりやすいです。

どちらの準備も必要以上に時間を消費し、結果的にどちらの選考も乗り切れないというリスクが高まります。そのため、両立する際は比重を意識した計画的な進め方が求められます。

多くの学生の相談に乗っていると、「できれば公務員に進みたい。ですが、念のため民間も準備しておきたい」というケースが非常に多いため、今回はその前提で話します。

まず、公務員を中心に据えるなら、時期ごとに比重を変えることを考えてください。公務員試験の1次、2次が集中する5~8月くらいまでは、公務員対策に6~7割の労力をかけ、残りの3~4割で民間就活を進めるイメージです。

公務員試験が一段落ついたら、民間に大きく舵を切る。この時期を分けるやり方が、結局最も現実的で負担も少ないです。これにより、各フェーズで集中して取り組むことが可能になります。

志望企業を絞って優先順位を整理して進めよう

次に、民間就活を進めるときは手当たり次第にやらないが大切です。

公務員試験の勉強と同時並行で、民間を大量に受けるのは物理的に不可能です。そのため、最初は「ここなら行きたい」と思える企業に絞って受けることをおすすめします。

企業数を絞ることで、一つひとつの選考への対応の質を高めることができます。

公務員の勉強を通して深まった自分の特徴、得意不得意、やりたいことなどは、後で民間就活に活かせますし、公務員中心で進めたことがデメリットになるわけではありません。自己分析の結果は、どちらの選考にも役立ちます。

もし公務員も民間企業も、どちらも同じくらいの気持ちだとしても、優先順位は必要です。

質問文にあったように、「時間的に非常に厳しい」と感じているなら、なおさらです。これは就活だけでなく、自己分析そのものでもあります。

自分の価値観、どんな働き方をしたいのか、公務員のどんな点に魅力を感じているのか、民間のどんな点に惹かれているのか、ここを改めて整理すれば、どちらを優先すべきか自然と見えてきます。

同時進行は難しい! 選考の時期に合わせて動こう

最後に民間を優先したい場合のパターンにも少し触れます。もし「民間のほうに強い興味がある」という場合は、逆に3~4月の企業説明会~初期選考に合うせて民間の比重を高め、公務員対策は今から少しずつ継続していく、というやり方もあります。

公務員優先か民間優先かでスケジュールは変わりますが、いずれも両方を完璧に同時進行は難しいという点は共通しています。

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

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両立できる! 公務員試験を優先して民間に活かそう

20年以上前ですが、私自身が民間企業の就職活動と公務員試験の勉強を同時におこなっていました。結果として、両者から内定をいただき、公務員の道を選択しました。

自分の経験からは、公務員試験の筆記対策をしていれば、民間企業の就活に向けたSPIなどの対策はほぼ不要でした。

一般的には民間企業のほうが早めに就活、内定の時期が来るので、3年生の年末、年明け頃は公務員試験の勉強を並行させながらも、民間企業の就活に向けた対策に重点を置いてください。

共通項はある! 自分の考えを仕事に結びつけてみよう

また、民間と公務とはいえ、求められる能力や主張するべき自己PRで重なる部分は多いため、そこまで心配する必要はありません。

そして、面接対策としても「自分の仕事を通して、多くの方の利益になりたい、社会をより良くしたい」という本質の部分にフォーカスすれば、大きくずれるものでもありません。

全体の奉仕者である公務員、利益を優先する民間会社員というステレオタイプに陥らず、自分の大切にしたい価値観をしっかりと言語化し、それを仕事を通じて実現化するという大きな構成をまず作ってください。

ただし、民間向けエントリーシート(ES)作成の根本部分は公務員の志望動機とも共通するようにしていくのがコツです。

本番で焦らないために!WEBテスト模試を試してください

書類の準備や面接対策に時間を割いて、WEBテストの対策まで手がまわらない人は多いです。

WEBテスト模試」なら、スマホやパソコンで簡単に頻出問題の対策をすることができます。言語と非言語の問題を網羅的に出題。テストを受け終わったら、解説を見ながらすぐに復習して苦手分野の対策が出来ますよ。

WEBテストの対策は効率的に進めながら、他の対策に力を入れて選考を突破しましょう!

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