Q
大学3年生
男性
パネルディスカッションでほかの就活生と差を付ける質問は?
今度参加する企業説明会で、若手社員や管理職の方が登壇するパネルディスカッションがあります。
Q&Aの時間がありますが、つい「仕事のやりがい」や「入社の決め手」といった、ウェブサイトに載っているような質問しか思いつかず、ほかの就活生と同じになってしまうのではと不安です。
単に企業の情報を知るだけでなく、「この学生はよく考えて質問しているな」とパネリストに印象付けるには、どのような視点で質問を考えればよいでしょうか?
パネルディスカッションでパネリスト同士の意見の違いを引き出す質問の作り方や具体例について、アドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
具体性・比較軸・仮説の提示の3点を絡めて聞く
ほかの学生と差を付ける良い質問の共通点は、具体性、比較軸、仮説の提示の3つを押さえていることです。このあたりを組み合わせると良い質問が作れます。
たとえば、若手と管理職の登壇であれば、「若手の方と管理職の方で、成長の基準はどのように違いますか? お二人の視点で教えてください」といった比較軸を用いる質問や、「今の業務で最も難しいと感じるのは、判断の速さですか、調整力ですか? 役職によって違えばその理由も伺いたいです」といった仮説の提示を含む質問が可能です。
パネラーの解釈を問う質問で思考力や関心の高さをアピールしよう
ほかにも、「入社前に思っていた成長のスピード感と、実際に働いて感じるスピード感はどう変わりますか?」のように、経験とのギャップをうまく引き出す質問も有効です。単にやりがいを聞くよりも回答の質も高まります。
コツは、事実や一般論を聞くのではなく、パネリストの解釈にフォーカスすることです。パネリストが自身の言葉で実体験を語りやすくなります。「おもしろい質問をしてくれているな」という評価が得られる可能性も高いです。
話の流れを汲んだ具体的な質問が良い
ほかの学生と差をつけるポイントは、抽象的な質問ではなく、相手が具体的に語れるような質問をすることです。抽象的な質問には抽象的な回答しか返ってきません。
たとえば、「やりがいって何ですか」と聞くのではなく、「先ほど〇〇さんは入社〇年目でいくつもの部署を経験されたとおっしゃっていましたが、大変だけど成長につながったと感じる出来事はありましたか? それはどんな出来事でしたか? 」と質問してみましょう。
ディスカッションでの話の流れを汲んで、具体的なエピソードが語れる聞き方をするのがベストです。
質問で自分の価値観をアピール可能! 全員に聞いて違いを引き出す
自分の関心や視点が入った質問もおすすめです。「将来私は〇〇の仕事に携わりたいです。御社ではどんな成長機会が得られますか? 」と聞けば、自分の軸や希望もさりげなくアピールでき、印象に残りやすくなります。
パネリスト同士の意見の違いを引き出すには、「皆さんにお伺いしたいのですが、それぞれの立場からこの点についてどのように考えますか」と全員に質問してしまいましょう。
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