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特定の業務に深く打ち込んだことがないと転職活動の評価は下がりますか?

転職活動中ですが、1つの仕事に深く取り組んだ経験がありません。これまで他部署の業務を依頼されることが多く、特定の仕事に深く打ち込むことができませんでした。

ちなみにこれらは正式な兼務命令ではなく、内々での依頼でした。直属の上司からも、「あなたにはマルチに動いてほしいから」と言われることが多く、「やってほしいことがあれば○○さん(私のことです)に頼んでね」と様々な部署の人に声をかけていたようです。そのため、自所属の業務に深く携わったという経験がほぼありません。転職の際、何か1つの仕事に深く打ち込んだという経験がない場合は評価が下がってしまうでしょうか。

また「部署の垣根を超えて様々な業務を経験した」という点がアピールポイントになるのかということも気になるのですが、次こそは1箇所に腰を据えて、狭く深い業務をしたいと思っています。「マルチに動けるならば次もいろいろな業務をしてもらおう」と思われてしまうのは、正直に言ってしまうと不本意です。軽率に話すことにより、また次も同じような働き方になってしまわないかと不安に感じています。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表

渡部 俊和

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マルチタスクをおこなう中でどんな能力を培ってきたかをアピールしよう

たしかに、転職の武器としては1つの仕事を深く経験した人の方がわかりやすいプロフィールになり、専門性もPRできるので有利かもしれません。

しかし、あなたが体験してきたように、実際の職場では日々いろいろな問題が起き、常にマルチタスクが発生します。また、マルチタスクをこなせる人材は多くはありません。

そうしたことをわかっている人事であれば、あなたの経験の前向きな評価や、今後は業務に深くかかわる仕事をしたいという意向なども、ある程度正しく判断してくれるでしょう。

専門性の高い仕事という自分の希望をかなえるためにも企業研究が重要

今後の不安については、業種、職種の選び方とアピールの仕方がとても重要です。一般的にサービス業はマルチタスクが避けられない業種ですし、ほかの業種でも職種によってはそういう部署があるでしょう。よく企業研究をしたうえで、これからより高い専門性を身に付けられるところを選んでください。

またPRについては、これまでマルチタスクをしてきたからそれができる、というPRでは少し不十分です。たとえば、多くの要求に応えることで、学習能力や適応能力を高めてきたことをアピールし、集中して取り組むことができればもっと高い価値を生み出すことができるため、会社にとってもメリットがある、というように伝えられると良いでしょう。

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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多様な業務経験が評価されるかどうかは企業がどんな人材を求めているかで変わる

「さまざまな部署の垣根を超えて業務を経験した」ということは、素晴らしい経験だと思います。そのうえで、それがアピールポイントになるかどうかが心配なのですね。答えとしては、雇用する側のニーズによると思います。

一つの業務に深く携わった経験も評価されますし、部署の垣根を超えてさまざまな業務を経験したことも評価されるでしょう。重要なのは求人先がどのような人材を求めているか、なのです。

狭く深く仕事がしたいという自分の希望にマッチする求人を探してみよう

質問者さんが、これからは狭く深い業務をしたいと思っているのであれば、そのような求人を見つけ、そこで自分の自信のある部分をアピールする必要があるでしょう。携わった仕事の種類は多様だとしても、どの仕事をする際も駆使した自分の能力や特性は何かを考えてみてください。

たとえば人との円滑なコミュニケーション、ミスなく完成させること、締め切りを守る姿勢など、自分の仕事内容を振り返って棚卸してみましょう。

また、質問者さんが次の職場でいろいろな業務を任せられるのが嫌なのであれば、そのことは面接の際にしっかりと伝えるべきです。

転職活動をする中で自分の経験や知識がどのように評価されるのかも見えてくるかと思います。そういうことを経て考えに変化が生まれることもあるかもしれません。まずは自分が考えている方向で納得できるまで動いてみるのが良いでしょう。

自己PR対策はこちらの記事を参考に振り返ってみましょう。自己PRの書き方の基本や差別化するための工夫を解説しています。

自己PRでアピールする強みを悩んでいる人は、こちらの記事もチェックしてみましょう。新卒向けですが、参考にしてみてくださいね。

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 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

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