Q
大学3年生
女性
信用金庫の面接で聞かれる質問は何ですか?
今度、地元の信用金庫の面接を受けることになり、どのような質問をされるのか不安を感じています。
特に、「なぜ銀行ではなく信用金庫なのか」「なぜこの地域のこの金庫を選んだのか」という、地域密着の金融機関ならではの志望動機について、説得力のある回答を作ることに苦戦しています。
面接官に「本当に地域貢献したい」という熱意を伝えるには、どのような点に注目して話せば効果的なのでしょうか? また、信用金庫の面接で頻出する質問の傾向と、説得力のある回答を作るための具体的なアドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
地域へどのくらい価値を感じているかを測る質問がされる
信用金庫の面接には共通する軸があります。まず押さえておきたいのは、銀行との違いを理解し、自分の経験と結び付けて語れるかどうかが評価ポイントになるということです。
よく聞かれる質問には、以下のようなものがあります。
・なぜ銀行ではなく信用金庫なのか
・なぜこの地域・この金庫を志望するのか
・地域の課題をどうとらえているか
・どんな形で地域に貢献したいか
・学生時代に誰かを支えた経験はあるか
銀行との違いを理解し、自分と地域との接点を語ろう
回答をつくる際は、まず地域との具体的な接点を思い返してみてください。たとえば、地元商店街のイベントに参加した経験、地域の中小企業や商店の魅力を感じた瞬間、あるいは困っている人を支えた体験などです。
こうしたエピソードは「地域に価値を感じている人だ」と伝わり、説得力が一気に増します。
さらに、「目の前の人の生活を支える仕事をしたい」というあなた自身の価値観と、信用金庫の「地域密着」という役割を重ね合わせてみてください。自然と一貫性のある志望動機になります。
緊張するのは当然ですが、あなたの経験の中なか地域への思いはきっとあるはずです。それを丁寧に言葉にすれば、しっかり伝わりますよ。
「なぜこの金庫で地域にかかわりたいのか」が必ず聞かれる
信用金庫の面接は地域密着性と人柄を強く見られる場です。銀行と違って、信用金庫は地域の中小企業や個人事業主、住民とのつながりを大切にしています。
したがって、志望動機や回答の方向性も「地域とのつながり」に寄せることを意識しましょう。説得力が増します。
人柄と地域志向が伝わる受け答えが重要
面接でよく聞かれる質問には以下のようなものがあります。
①「なぜ銀行ではなく信用金庫なのか」
②「なぜこの地域、この金庫を選んだのか」
③「あなたが地域にどう貢献できると思うか」
④「学生時代に頑張ったことは何か」→人柄や協調性を確認
⑤「困難をどう乗り越えたか」→粘り強さや誠実さを確認
⑥「将来どんな職員になりたいか」
①~③、⑥は地域密着への意欲の確認です。④については人柄や誠実性、⑤については粘り強さや誠実さなど、応募者の物事に対する姿勢を測っています。
過去の経験や信用金庫主催のイベントから、地域への貢献意欲を示す
志望動機では、地域密着の強みを理解したうえで、自分の経験と地域貢献を結び付けることが欠かせません。さらに「この金庫だからこそ」の理由を具体化しておきましょう。
上記の説得力を高めるコツは以下です。
・「地域の人と一緒に成長したい」という姿勢を強調する
・具体的なエピソード(地元での経験や人とのかかわり)を入れる
・金庫の取り組みを調べて共感ポイントを示す
・「自分がどう役立てるか」を必ず添える
金庫がおこなう地域イベント支援や金融教育活動といった例示を挙げながら、自分の能力とく県意欲を示すのがアピールに効果的です。
以下の記事では、信用金庫の採用選考で刺さる志望動機の書き方を解説しています。「信用金庫を志望しているがどう志望動機を作れば良いかわからない」と悩む人はチェックしておきましょう。
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