理系の就活は何社受けるべきですか?
周囲の友人はすでにインターンに参加したり、推薦の話が進んでいたりして焦ります。私は研究テーマの決定や実験で忙しく、まだ本格的に企業研究ができていません。
文系の友人は「30社はエントリーする」と言っていて、自分も同じくらい受けるべきか悩みます。しかし、理系は専門職や推薦制度がある分、応募社数を絞っても問題ないのでしょうか。
少ない社数に絞って落ちてしまう不安と、研究との両立で何社もエントリーシートを書く余裕がないジレンマのなかで、理系学生の平均的な応募社数や、効率良く就活を進めるための具体的な戦略を知りたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています。就活Q&A 編集方針はこちら
理系の就活は10〜15社が目安! 限られた数を深掘りして挑もう
理系は推薦や専門職採用で母集団が絞られる分、文系のようにとにかく大量エントリーが最適解とは限りません。研究・実験の忙しさを考えると、無理に数を追って質が下がるほうがむしろリスクです。
目安としては、第一志望群(3〜5社)、比較軸を作るための競合・周辺領域(5〜8社)、保険としての安心枠(2〜3社)で合計10〜15社に収めるイメージで臨みましょう。
各社に対しては研究テーマの応用可能性や使用技術の接続点、施設・配属の実態まで深掘りする深掘り少数戦が現実的かつ効果的です。
推薦がある場合はスケジュールの固定化と辞退不可のルールを理解し、併願の自由度が高い自由応募とポートフォリオ的に組み合わせると、チャンスを広げつつ撤退線も引けます。
研究を説明するテンプレを完成させよう!
エントリー数よりも、技術面接に備えた自分の研究の説明テンプレ(背景→課題設定→手法→結果→限界と今後)の完成度、業界横断の比較表(技術領域、開発段階、働き方、勤務地、初配属の確度)の更新頻度、OB/OG面談の質のほうが内定確率に効きます。
結論としては、やみくもに30社などを受けるより、10〜15社を狙って各社の合格確率を上げるほうが、理系の時間制約下では合理的です。
先輩に聞いて学科や研究室の状況を知ろう!
どの程度の数が良いというのは一概に言えるものではありません。通っている大学や学科によっても異なります。たとえば、理系でも生命科学などは就職先が少なく苦戦するという話をよく聞きます。
一度、所属する研究室の先輩方に何社程度受けたのか、聞いてみてはどうでしょうか。研究室の先輩であれば、雑談の流れで聞けるはずです。
推薦枠の活用も視野に入れ不安を解消しよう!
また、雑理系では推薦などがあるケースも多いです。そのような話があればぜひ受けてみてください。
「研究テーマの決定や実験で忙しい」というのもよく聞く話です。ただ、「忙しくて就職活動ができていません」は理由になりません。少ない社数に絞って落ちてしまう不安があるのなら、推薦を優先的に受けることをおすすめします。
実験が忙しいような研究室では、推薦を複数持っていることも多いです。「どうしてもここに行きたい」という企業がないのなら、とりあえず推薦の話を聞くだけでもやってみてください。
社数は、同じ理系でも学部や学科、研究内容で、大きな差があります。そのため、こちらもやはり先輩に聞いてみるのが得策です。
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