Q
大学4年生
男性
就活で、学校推薦なのに落ちることはありますか?
大学から推薦枠をもらい、ある企業に応募しました。教授からは「推薦ならほぼ内定がもらえる」と聞いており、周囲の友人も推薦で落ちた人はいないため安心していました。
しかし面接を終えて数日経っても連絡がなく、急に「もしかして落ちるのでは」と不安になっています。
もし推薦で落ちた場合その後の就職活動に間に合うのか、他の企業への影響はないのかと焦りも感じています。
学校推薦で選考を受けた場合でも、企業から不採用通知が届くことはあるのでしょうか?
また推薦で落ちる可能性がある場合の理由や、今からできる準備、気持ちの切り替え方についても教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
推薦でも落ちることはある! ただし企業要因がほとんど
学校推薦であっても落ちることはありますよ。これは学生さん自身に問題があるというよりは、企業側の状況によるものがほとんどです。
たとえばほかの学校からの人との競合が強すぎたために落ちてしまうことや、採用の状況が変わり、新しい人を入れる状況ではなくなってしまったなどです。
企業の状況による何かの変化が原因である可能性が高いでしょう。
推薦だからと油断しないで! 企業理解を深めておこう
ただ学生要因で不合格になることもあります。その場合の要因としては、推薦だからほぼ内定がもらえると思って、企業理解をほとんどしていないことが挙げられます。
「推薦だから良いや」と思ってあまり対策をしていなかったことも可能性としては考えられます。
もし落ちてしまったときは、面接の受け答えや志望動機など、どういう質問をされてどういうふうに答えたかをもう一度精査しましょう。
そして企業理解と自己理解を深掘りし、学生時代に頑張ってきたことや志望動機といったことをストーリーとしてちゃんと話せるかどうかをチェックすることが、次の就職活動のときには大切になってきます。
推薦でも不採用はある! 落ちても前向きに次へ進もう
面接を無事に終えて数日連絡がないという状態だけでは不採用と判断する必要はありません。企業側の選考スケジュールの都合である場合も多いため、現時点で過度に心配をする必要はありません。
残念ながら学校推薦であっても不採用となるケースは一定数存在します。
一般応募に比べると通過率が高いのは事実ではあるのですが、推薦なら内定がほぼ確定というわけでもありません。
学校推薦で不採用となる可能性がある理由としては、求める人物像やスキルとのミスマッチ、面接での評価が基準に達していなかった、ほかの推薦応募者との比較、配属や採用枠の都合の変更などが挙げられます。
企業側も学校推薦とはいえ、慎重に判断していることを理解しましょう。
不採用でも落ち込まないで! 気持ちを切り替えよう
学校推薦で不採用通知が届くかどうかについてですが、多くの企業では学校推薦でも一般応募と同じように結果連絡はあります。
大学を通じて通知される場合、学生側への連絡が数日遅れるケースもあるようです。
もし万が一不採用となってしまった場合でも、その後の就職活動に不利になることや、推薦を出した大学側が問題視することもほとんどありません。
気持ちを切り替えて通常の選考に進めば良く、影響を過度に心配する必要はありません。
落ちた理由を深く考えず「ご縁がなかった」と受け止めてみることや、大学のキャリアセンターや教授に相談し次の応募先を早めに選定することもおすすめです。
また、面接での不安点や改善点を整理し練習を重ね、スケジュールの立て直しをおこなうなど、次のステップへ落ち着いて進みましょう。
以下の記事では学校推薦で就職することのメリットや注意点などを解説しています。学校推薦での就職を視野に入れている人は、思わぬ落とし穴にかからぬよう事前にチェックしておきましょう。
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