Q
大学3年生
女性
面接での入室時に「失礼します」は正しいですか?
今度、初めて企業の面接を受けることになった大学3年生です。
面接に関するマナーを調べ始めたのですが、入室の際に言う「失礼します」という言葉について、サイトによって「正しい」という意見と「状況によっては正しくない」という意見が混在していて、何が正解なのかわかりません。
面接官に失礼なく、正しいマナーで臨みたいと考えているのですが、ノックの回数から席を勧められるまでの一連の入室の流れで、具体的にどのような声かけをすれば良いのでしょうか?
採用担当者に好印象を与えられるような、面接の入室マナーの正しい手順と注意点を教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
「失礼します」でOK! マナーの手順を守ろう
面接での入室時に「失礼します」と言うのは正しいです。「失礼いたします」もありますが、特に「失礼します」で、通常は問題ありません。それでダメだというところはまずないでしょう。
入室マナーの正しい手順は以下の通りです。
まず、ドアを2回か3回ノックし、「どうぞ」や「お入りください」と声がしたらドアを開けます。
ドアを開けたら「失礼します」と言い、面接官に会釈します。
その後、面接官に背を向けないように静かにドアを閉め、面接官の前まで真っ直ぐ歩き、椅子の横に立ちます。
許可を得てから着席し終始正しい姿勢を意識しよう!
面接官から「お掛けください」と言われてから「失礼します」と言って着席します。間違っても許可なく座ってしまうと失礼にあたるので注意してください。
着席後は背筋を伸ばし、椅子に寄りかからないこと、面接官の目を見て話し、視線を泳がせないことが大切です。
ノックの回数はさほどこだわる必要はないですが、終始正しい姿勢と振る舞いを意識することが重要です。
回数よりも、入ってきた瞬間の明るい挨拶のほうが数倍合否に影響すると覚えておきましょう。
面接の入室時に「失礼します」と言うのは正しいマナー
入室マナーは細かい作法を丸暗記するよりも、相手に敬意を示す自然な一連の動作だと考えるとわかりやすいです。
企業によって細かい表現が異なるのは、細部の厳格なチェックよりも丁寧さと落ち着きが重視されているためです。
入室時の「失礼します」という声かけは、ドアを開ける前に言うのが正しく、それによるマイナス評価はまずありません。
形式よりも丁寧さと落ち着きが評価される
具体的な流れとしては、ドアの前で3回ゆっくりノックし、室内から「どうぞ」と返事があったら、ドアを開ける前に「失礼します」と声をかけてから入室します。
扉は静かに開け、入室したら後ろ手で閉めずに静かに閉めます。
その後、面接官の方を向いて一礼し、「よろしくお願いいたします」と短く挨拶します。
椅子の横に立ち、面接官の「お座りください」という指示を待ってから着席するのがマナーです。
大切なのは完璧な言い回しよりも、礼儀正しい姿勢や落ち着いた態度です。入室時のぎこちなさよりも、話す内容、目線、声のトーンなどが面接官の評価に影響します。
万全なマナーでなくとも、不安を持ちながらも敬意を払おうとする姿勢が何より重要です。
ノックは3回が基本で、2回は空室確認に使われるため避けた方が良いです。声かけは複数回しても悪影響はありませんが、過剰にならないようにしましょう。
こうした基本を押さえ、落ち着いて丁寧な動作を心がけることが何より評価されます。
このように、入室マナーは厳しい細部のチェックではなく、全体的な丁寧さと落ち着きによって評価されるため、安心して自然な振る舞いを意識してください。面接の第一歩として、これらの基本を実践すれば良い印象を持ってもらえます。
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