Q

資格なしの場合も就活はうまくいきますか?

私は特段資格を持っていません。自動車免許もありません。

受ける業界とかはまったく絞っていなくて、金融、IT、アパレル、広告とかが良いなあと思っているのですが、資格なしの人は就活で不利になりますか?

金融とかは資格があった方が良いと聞くこともありますが、本当にそうなんですか?

というのも、私の友人で簿記とか秘書検定とか資格をたくさん取っている人がいて、気になった次第です。「最低限秘書検定は取った方が良い」とも言ってくるんですが、果たして本当に就活に資格が必要なのか知りたいです。就活で資格なしの状態だとまずいですか?

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質問日 :

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ベストアンサー

キャリアコンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表

渡部 俊和

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企業によって異なるがアピールポイントの一つにはなり得る

資格にどのくらいウェイトを置くかというのは企業によるので、一般的にどうか、という答えはありません。資格にチャレンジすることを「前向き」と評価する担当者もいれば、「短期間で取れる資格に意味はない」と考える担当者もいるでしょう。

就活で資格がないとまずい、とは言い切れないのですが、では他に何を武器にしていくか、という問題が残ります。つまり資格以上にあなたの魅力が表現できるのであれば資格などは意味が無いのですが、他に武器が無いのであれば資格の1つでも無駄ではないという事になります。資格の価値は他のアピール材料との相対評価になるということです。

もしどうしても不安ならば、志望する業界や企業に関連する資格にこれから取り組んでみるのも遅くはないと思います。就活中に取得するのではなく、入社後に取るつもりで少し難易度の高いものや実務に役立つものに手をつけておくのです。

本気で入社後に取るつもりならば、まだ学習中であっても面接の話題や履歴書の文面にも使えます。長い目で見たスキルアップを考えて無駄にならないようなものなら、今から取り組んでも良いのではないかと思います。

こちらの記事では、比較的取りやすい資格25選を紹介しています。勉強方法だけでなく、注意点や自己PRでの効果的なアピール方法も解説していますので、参考にしてくださいね。

キャリアコンサルタント/ブルーバード合同会社代表取締役

鈴木 洵市

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資格はないよりはあった方が良い

就職活動でなんらかの資格について、持っていた方がよいという周りの方のアドバイスはその通りです。資格はないよりあった方が良いです。

しかしながら、企業が資格要件について、新卒採用の募集の段階で示されていない場合は、資格がなくても内定をいただけるケースはあります。

企業側から見た採用活動という視点でお話しますと、まずは、就職を希望する学生が本当に自社に入社したいという熱意があるか? 自社で働いてくれて能力を発揮してくれるのか? 今回の就活生はどのような人物なのか? と就活生のポテンシャルを想像して採用活動をおこないます。このことから人物要件が非常に高く評価対象となります。

しかしながら、専門的な職種を選択されている場合、競争相手の就活生は、入社してからすぐ活躍できるような資格を取得していることが多いです。ご自身が入社したい企業の企業分析を進めることで、資格の必要性の有無について必然的に知ることができます。このことからご自身の受けたい企業分析をおこなってから、資格取得について考えてみるとよいです。

企業分析をおこなったうえで資格取得を検討するときには、こちらの記事を参考にしてください。業界や企業とマッチする資格や、エントリーシート(ES)に記載するときの注意点も紹介しています。

キャリアコンサルタント/HR&Sパートナーズ代表

岩﨑 千夏

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実務経験がないなら、資格は必ずしも必要とはいえない

就活では資格は必要ないケースが多いです。まったく同じ評価で最終的にどちらにしようかとなった場合には有利に働く可能性もありますが、基本的には新卒はポテンシャル採用です。

「今持っているもの」より、「将来自社に利益をもたらしてくれそう」という目線で選考をおこないますので、実務をしたことがない状態で資格を持っていることが特別有利にはなりません。

資格が必須であるなら条件として記載がありますので、そうでなければプラスに働くことがあるかもしれないがほとんどないと思っておくと良いでしょう。

とはいっても、時間がたくさん取れるときや、できるだけ早く知識を身につけたいといった気持ちも出てくると思います。資格という形で目に見えるものもいいですが、内定が出た後に勉強するのも良いでしょう。

やみくもに手を広げるよりも、目標が明確な分、やる気も出ることと思います。「就活のために」資格を取るのであれば、それよりも、今しかできないことをする、さまざまな人とコミュニケーションをとっておく、などをおすすめします。

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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資格は就職活動にはほとんど影響がない

結論から言うと、資格がなくても就職活動にはほぼ影響がないので安心してください。また、資格があれば有利になるかというと、そうなることは本当に稀です。公認会計士とか司法試験とか、それくらいの超難関資格があれば有利になることもありますが、そうでなければ資格が有利に働くことはあまり期待できません。

もちろん自分自身の勉強のために資格を取ることはいいのですが「就活を有利にするため」という目的であれば、費用対効果は高いとは言えません。

むしろ自己分析や業界分析・面接練習などに時間を投資することをお勧めします。企業は現時点でのスキルよりも、就活生の人柄や、将来の伸び代をみて判断をするのです。もし時間的な余裕や自分の興味・関心とマッチして、志望する業界でも役に立ちそうなのであれば勉強するのもいいと思います。

質問者さんがおっしゃるように、金融業界に就職したいと考えている人が簿記やファイナンシャルプランナーの資格などをとっておくことはマイナスにはなりません。ただし、繰り返しますがその資格が内定獲得に大きく有利に働くかというとあまり期待はしない方がいいでしょう。

自己分析についてはこちらの記事で紹介しています。選考の通過率アップには欠かせませんので、しっかりと準備をして対策をしましょう。

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