Q
大学4年生
女性
借金がある場合、就活の選考に影響しますか?
現在、就職活動を控えている大学4年生です。奨学金だけでなく、個人的な理由で少しまとまった額の借金があります。
友人からは「会社にはバレないから大丈夫」と言われたのですが、入社時の身辺調査などで借金の事実が企業に知られてしまい、選考で不利になるのではないかと、とても不安です。
特に、金融業界や公務員など、金銭的な信用が重要視される業界を目指している場合、借金の有無は選考に大きく影響するのでしょうか?
就職活動において借金の事実がどのように扱われるのか、もし不利になる可能性があるなら、事前に準備しておくべきことや対策について、アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
個人情報保護のために借金の調査はされず、不利にはならない
結論から言えば、借金があっても就職先行に不利になることは基本的にありません。一般企業は個人情報保護の観点から応募者の借金を調査できないうえ、採用判断の基準にもしていないからです。
人事が重視するのは、あくまで志望理由や人柄、そして入社後の成長可能性といった未来のポテンシャルです。
信用情報の確認がある場合も、生活が破綻していなければ問題ない
ただ、金融業界など一部の職種では信用情報の確認が行われる場合もあります。ただその場合も、不利になるのは借金の有無ではなく「返済遅延が継続し、生活が破綻している」と判断されるケースです。
計画的に返済し、現状を説明できる状態であれば、恐れる必要はありません。借金ではなく、あなたの強みと意欲が内定を左右します。
借金によって即不採用になることはほとんどない
金銭的なことやそのほかの事情で不安を抱えたまま就活を進めるのは、心が落ち着きませんよね。結論から伝えると、一般的な企業の採用選考で、個人の借金の有無が調べられ、それだけを理由に不採用になるケースはほとんどありません。
企業がおこなういわゆる身辺調査は、反社会的勢力との関係がないか、経歴詐称がないかといった最低限の確認がほとんどです。 クレジットカードの利用履歴や個人的な借金まで、本人の同意なく調べることはできません。
奨学金の返済義務について問われることはある
奨学金や個人の借入の有無や金額は、法律上もプライバシーにあたり、本人の許可なく開示することはできない大切な個人情報です。
ただ、奨学金に関しては、入社後に返済負担があるケースもあり、そういった理由から聞かれることはありえます。
ほかの業界も志望すれば、選考への影響の不安を減らせる
ただ、質問にあったように、金融業界や公務員など、お金を扱う仕事では「信用」を重視する傾向があるのも事実です。
とはいえ、具体的に「借金があると採用しません」と明言している銀行などは私の知る限りありません。そのため、実際にどの程度まで調べられているのかは未知数です。
金融機関によって、延滞や滞納を繰り返している場合は、採用に影響が出ることもありますが、計画的に返済しているのであれば、影響がないこともあります。
もし不安があるようなら、親族に肩代わりしてもらう、金融機関以外の業界も同時に志望しておくなど対策をしておくと安心ですよ。





