土木の就活で、ゼネコンと公務員のどちらを選ぶべきか迷っています

土木系の学科に在籍しており、就活でゼネコンなどの民間企業に進むべきか、公務員(特に地方自治体)を目指すべきかで悩んでいます。

ゼネコンにはスケールの大きい仕事ができる魅力を感じる一方、激務や転勤の多さが気になっています。逆に公務員は安定性に魅力がありますが、仕事の規模やスピード感が物足りなく感じないか心配です。

周囲の友人たちもそれぞれの道に向けて動き始めており、焦りもあります。土木の知識を活かしながら、安定とやりがいの両方を得るにはどちらを選ぶべきなのでしょうか?

土木系学生がゼネコンと公務員を選ぶ際のメリット・デメリットや、自分に合った進路を判断する考え方についてアドバイスをいただけると嬉しいです。

大学3年生 男性

質問日:

2人のアドバイザーが回答

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国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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時間軸の違いで自分の本音を見極めよう!

ゼネコンに向いている人は、多少ハードな環境であっても若いうちに現場で徹底的に鍛えられたいという意欲がある人です。

また自分がかかわった巨大な構造物が目に見える形として残る実感を、肌で強く得たいというタイプにも非常におすすめできます。

確かに繁忙期や転勤はありますがその分20代から責任ある立場でプロジェクトを動かし、民間ならではの意思決定スピードを味わえるのは大きなやりがいになるはずです。

社会インフラを土台から支える公務員という選択

一方で公務員を選ぶ人は長期的に特定の地域と深くかかわり、調整や合意形成を含めて社会インフラを守る仕事がしたいという価値観を持つ傾向があります。

派手さはなくても災害対策や長期的なまちづくりなど、何十年単位で効果が続いていくような仕事に携われるのは、公務員ならではの大きな魅力と言えるでしょう。

スピード感はゆっくりであっても、その影響範囲が非常に広いという特徴を理解しておくことが大切です。

安定か挑戦かではなく影響範囲で考えよう!

これらを安定か挑戦かという単純な二者択一で考えるのではなく、将来どのような時間軸で仕事をしたいかで選ぶのが良いでしょう。

短期的な成長や裁量を自ら取りに行きたいのか、それとも長期的な安心感や地域貢献を軸にしたいのかという視点を持つと自分の本音が見えやすくなります。

民間ならではのスピード感や利益追求の厳しさを楽しむか、公共性や長期の合意形成を重んじるか自身の適性を考えてみてください。

どちらの道に進んでも土木の専門性を活かせることに変わりはありませんが、自身のライフスタイルや理想のキャリア像にどちらが合致しているかをじっくり考えてみてください。

焦って決める必要はありませんのでまずは現場見学や説明会などを通じて、それぞれの仕事の手触り感を確かめてみることをおすすめします。

現場の熱気や職員の方の思いに触れることで、言葉だけではわからない違いを実感できるはずです。

キャリアコンサルタント/一般社団法人テツナグ代表理事

若林 宏美

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自分の譲れない価値観を整理して選択しよう

「やりたい職種は決まっているけれど、会社が絞り切れない」というお悩みは、就活生から度々聞くことがあります。

いかなる方法で絞り込むか。私が就活生に伝えているのは、仕事をするうえで重視することを整理することです。

自分はどういう仕事をしたいか、どういう仕事にやりがいを感じるのかという「好き」を整理しましょう。また職務内容や働く環境などで自分が譲れない、嫌だなと思う「嫌い」の部分も書き出してみてください。

たとえば激務や転勤がそれに当てはまるでしょうか。一度すべてを書き出してみて、より条件の合うほうを選びましょう。

広い視野で自分に合う職場を見つけ出そう

質問の中に「ゼネコン」とありますが、ゼネコンにもいろいろな会社があります。

5大ゼネコン限定で目指しているなら別ですが、地方のゼネコンは転勤がない所もあります。公務員でも出向などの形で転勤もあり得ますので、事前の調査が欠かせません。

安定を重視するなら公務員など、質問者様が思われている以上に選択肢はいろいろあります。

自分の譲れないところややりたいことなどを整理した上で、自治体を含めさまざまな所に目を向けてみてはいかがでしょうか。

あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう

就活では、自分に合った業界・職種が見つからず悩むことも多いでしょう。

そんな時は「業界&職種マッチ度診断」が役に立ちます。簡単な質問に答えるだけで、あなた気になっている業界・職種との相性がわかります

自分が目指す業界や職種を理解して、自信を持って就活を進めましょう。

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