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最終面接での深堀り質問にどう対応すべきですか?
現在就職活動中でもうすぐ最終面接を控えています。ここまで来たからには必ず内定を掴みたいと思う一方で、プレッシャーがすごいです……。
特に、最終面接では、これまでの経験や考え方についてかなり深掘りされると聞き、不安になっています。自己PRや志望動機、学生時代の経験などについて、「なぜそう考えたのか」「具体的にどういう状況で、どう行動したのか」「その結果、何を学んだのか」といった形で、「なぜ? 」「具体的には? 」と繰り返し質問されることを想像すると、うまく答えられる自信がありません。
最終面接で企業側がどのような点を特に深掘りしてくる傾向があるのか、また、それに対してどのように準備を進めれば良いのか教えていただきたいです。面接本番で、想定外の角度から深掘りされた際の対応のコツなどもあればアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
事前に具体性のある回答を準備して深掘り質問を乗り切ろう
最終選考だと思うと余計に力が入ってしまいますよね。
質問されることに不安に感じているとのことですが、私がこれまで求職者指導をした経験から分析すると、面接官からの「なぜ? 」「どうしてそう考える? 」 などの問いは、応募者の回答内にほしい答えが入っていないために質問されます。
具体性に欠けていると人物像がわかりません。企業は、目の前の応募者が、社風に合いそうな人物なのか、これまで何をどうやって頑張ってきたのか、などを詳しく知りたいために深掘り質問をするのです。
深掘り質問をされることで圧を感じることもあると思いますが、私がこれまでの経験をもとにアドバイスするとすれば、それらの話題を入れて自ら話してみてはどうでしょうか。
自己分析を徹底! 落ち着いて対応を!
面接官は具体的なエピソードを伝えられることで、応募者が自社にどのような影響を及ぼすのかを理解しやすくなるため、深掘りをする問いかけではなく、共感されるなど、その場の空気感も変化する可能性があります。
また私のこれまでの経験上、質問の内容は企業によって違いはありますが、最終面接における企業側は、自社を選んだ理由と根拠、入社後やってみたいことなどを特に詳しく知りたいと考えていると思います。
準備としては、自分自身で自分に問いをかけ、それに答えていくというやり方で自己分析を念入りにおこなうことがおすすめです。
たとえばガクチカ(学生時代に力を入れたこと)の場合、学生時代を時系列に振り返り、何が起きたのか、周囲に誰がいたのか、何を考えどのよう行動につながったのかなどゆっくり振り返ってみてください。
そのうえで振り返った内容を取捨選択し、エピソードとして回答に入れ込めると良いですね。
もし想定外の角度から深掘りをされてすぐ答えられない場合も、「自分にはない視点でしたので、少し考える時間をいただけますか? 」と時間をもらい、自分なりの考えを伝えましょう。
最終面接の深掘り質問は自分自身の理解を深めることで対策できる
私のこれまでの求職者指導の経験上、最終面接では役員や社長などの経営視点の人が面接官となり、あなた自身の人柄や「一緒に働きたいかどうか」ということを主軸に、あなたのこと詳しく知るための質問をしてくると思います。
この深掘りの質問に関しては、自分自身にインタビューするように問いかけてみる方法が有効です。
大手自動車メーカーのトヨタがおこなっている、一つの事象に対して5回の「なぜ」をぶつける「なぜなぜ分析」と呼ばれる手法を使って、自分のことを深掘りすることで自己理解をより深めておくことができます。
一方的に質問されているとは思わずに自然な対話を意識しよう
想定外の角度から深掘りされた質問をされた際は、「少し考える時間をいただいても良いですか? 」「〇〇という意味の質問でお間違いないですか? 」などと確認して、一呼吸おいて、考えながら話をするようにしましょう。
日々就職支援をおこなう私の意見としては、面接は一方的に質問されるというわけではなく、お互いの対話の場であるということです。自分の言葉で語ることを意識しながら焦らずに企業に対する思いを伝えてくださいね。
最終面接でよく聞かれることはこちらの記事でチェックしておきましょう。回答のコツや逆質問の例を紹介しています。
深掘り質問に対応するために、こちらの記事を参考にして自己分析を振り返っておきましょう。
こちらは二次面接向けの記事ですが、深掘り質問とその対策について詳しく解説しています。併せて確認をしておきましょう。
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