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第二新卒で実績がない場合、職務経歴書はどう書いたら良いですか?
第二新卒として転職を考えています。前職には2年ほど勤めたのですが、誇れるような実績がほとんどありません。周りもやっているような業務を毎日こなしていただけで、職務経歴書に一体何を記載すれば良いのか困っています。
実績がない場合、職務経歴書はどのように書くものなのでしょうか? 今の会社はできるだけ早く退職したくて、内定が取れるような職務経歴書を作成したいので、書き方のコツが知りたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
職務経歴書をおろそかにすると転職活動で苦労することも
約2年間の職歴があるのに書くことがないというのは、採用担当者に「情報収集能力や主体性に欠けるのでは」と思われてしまう可能性があります。
インターネットで簡単に情報が得られる時代において、職務経歴書の重要性を調べない、職務経歴書の書き方を誰にも相談しないという姿勢では、就業への意欲が低いとの判断をされかねません。
企業はあなたの「ポテンシャル」に期待している!
企業は第二新卒に、大きな実績や高度なスキルを求めていません。それよりも、あなたが今後どのように成長し、貢献してくれるかを知りたいのです。
たとえ2年間であっても、「新しい業務を覚えるために工夫したこと」や「先輩からの指導で学んだこと」があると思います。そこで得た気付きや学びなど、身に付けたスキルなどを記載してみてください。
働くうえで必要とされる前向きな姿勢や基本的なスキルをどう身に付けたかを書くのがコツです。コミュニケーション能力、主体性、柔軟性などの基礎スキルをどう身に付けてきたのかも、職務経歴書に書ける内容であると覚えておきましょう。
たとえ大きな実績がともなわなくても、これまでのあなたの成長意欲とポテンシャルを伝えることで、きっと採用担当者の心に響くはずです。頑張ってください。
実績がなくても大丈夫! 日々の取り組みを伝えられればOK
まず、現職で取り組んだことを事実ベースで書き出しましょう。たとえ実績がないと感じても、何もしてこなかったわけではないですよね。
第二新卒を募集している企業は、経験ではなく、与えられた業務に愚直に取り組めるか、社会人の基礎が身に付いているかという姿勢や素質をみています。
自分では大したことがないと思うことでも、確かな実績として言語化できていれば、企業に安心感を与えられます。
取り組んだことを書き出せたら、そのなかで一番力を入れたと思える業務に対して、自分がどう考え、どう行動して、何を得たかをまとめて、身に付いたことをアピールしましょう。
何を得たかがポイント! 自分なりの工夫を言語化してみよう
たとえば、「毎日日報を提出した」とだけ書くのではなく、「前日に書いた日報の反省点を翌日の朝にふりかえってから業務に取り組むことで、反省点を業務に生かした」と書くと、主体的に取り組んだ姿勢が伝わります。
目立った実績がなくても、そこで何を得たかが伝えられれば、次の職場にも生かせる経験として十分アピールになります。
実績がないからといってA4半分ほどで職務経歴書を書き終えてしまっている人もたまにみかけますが、やる気が感じられず、印象は良くありません。取り組んだことと、その行動に対する考えをセットにして自信を持って書きましょう。
職務経歴書に書くことがないと悩んでいる人は、こちらの記事も参考にしてみてください。第二新卒が職務経歴書を書くときのポイントを詳しく解説しています。
次の記事では、アルバイト経験を自己PRとしてアピールする方法を解説しています。新卒向けの内容ですが、基本的な内容は第二新卒も同様なので参考にしてみてください。
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