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「通信業界大手を目指したいが、各社の違いがわからない」そう悩む人も多いと思います。
情報伝達のインフラである当業界は、事業の広さや変化の速さから全体像をつかみにくく、各社の違いを押さえるのも難しいのです。
この記事では、通信業界大手のNTTドコモ・ソフトバンク・KDDI・楽天を比較します。ソフトバンク出身の髙橋さんを含めたキャリアコンサルタントと解説するので、業界志望者はぜひチェックしてください。
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通信業界とは
通信業界は、おもにNTT、ソフトバンク、KDDI、楽天の4つのグループが支えています。ここでは、各グループの概要を押さえましょう。
4つのグループの特徴
続いて、通信業界の主な事業内容、動向など基本情報を以下で解説するので、この後の各社比較をより深く理解するためにもチェックしていきましょう。
主な事業内容
通信業界の事業は、大きく分けて3つあります。
通信業界の事業内容
- インフラ整備:データの通り道を作る
例
・山、ビルの上に基地局を立てる
・海底、地下に光ケーブルを敷く
・災害時もネットを使えるよう管理する - 通信サービス:データを使うための契約をおこなう
例
・スマホ本体を販売しデータ通信プランを契約する
・顧客に合わせた料金プランを作成する
・顧客の疑問に答える・サポートする - 非通信・新規事業:生活を便利にするサービスを売る
例
・支払ツール(〇〇Pay)
・エンタメ(動画・雑誌配信など)
・未来技術(AI、自動運転など)
上記のように、携わる事業は多岐にわたる可能性があるため、関心の幅を広げたり、専門分野にこだわりすぎない意識も重要です。
業界動向
日進月歩の通信業界を目指すなら、今の動向を正確に把握しておくことも大切です。
2026年時点の通信業界の動向
- 通信以外のサービスに注力
通信市場の飽和や格安スマホの台頭により、新規契約が見込めなくなっているため、非通信領域に注力する傾向にある
例:金融サービス(〇〇Pay)、買い物アプリ - 宇宙に基地局を設置
無人航空機(HAPS)を基地局に、海、山、空などを含めた地球上のあらゆる場所を圏外ゼロにする計画が進んでいる - BtoCからBtoBへ
工場や農業用の機械、ドローンなどとインターネットをつなぐIoTの動き、企業のDXや業務効率化、セキュリティ対策支援のビジネスをおこなう
業界全体で生活に根差す事業を幅広く展開し、社会インフラを構築・改良する動きが考えられます。
まずはあなたが受けない方がいい職業を確認してください
自分に合う職業・合わない職業を知ることは、就活において非常に重要です。しかし、見つけるのが難しいという人も多いでしょう。
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大手4社の比較早見表
大手4社の違いが一目でわかる比較表を紹介します。こちらで定量的な違いを確認しましょう。なお2026年5月時点で公開されている情報を元に作成しています。
| 比較項目 | NTTドコモ | KDDI | ソフトバンク | 楽天グループ |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 6.5兆円 | 6.1兆円 | 7兆円 | 2.5兆円 |
| 平均年収 | 934.5万円 | 1,018.3万円 | 849万円 | 851万円 |
| 月平均残業時間 | 25.7時間 | IRでの明記なし | 24.8時間 | IRでの明記なし |
| 有給取得率 | 79.7% | IRでの明記なし | 75.7% | IRでの明記なし |
| 待遇・労働環境 | 財産形成のサポートが充実 | 成果が給与に反映 | 成長や市場価値に合わせた公正な評価 | 食・育児など生活サポートが充実 |
| 社風 | 真面目・誠実 | 強固なチームワーク | 非連続成長を求める | 「楽天主義」の徹底 |
| 求める人材 | 当事者意識・やり遂げる力がある | 高い専門性を持ちチームで挑戦できる | 変化を楽しみ挑戦できる | 起業家精神を持ち世界を舞台に学び続ける |
アドバイザーのリアル・アドバイス!大手4社の明確な違いは戦略にある
大手4社の大きな特徴の違いは以下の通りです。
NTTドコモ
「確固たる顧客基盤」を武器に、金融・決済を含むスマートライフ事業へのシフトを着実に進めています。
KDDI
「安定経営」を軸に、ライフデザイン領域やBtoBソリューションを堅実に拡大中です。
ソフトバンク
「非連続な成長」を掲げ、AIやIT、PayPayなどのグループシナジーを圧倒的なスピード感で追求しています。
楽天
「楽天エコシステム」への入り口として携帯事業を位置付け、独自の経済圏拡大に全力を注いでいます。
「安定」を求めるのか、「スピード」を求めるのか、「シナジー」なのか、「破壊的イノベーション」なのか。価値観と合う企業を見極めましょう。
業績比較
売上高・営業利益・純利益から、各企業の戦略や強み・課題をつかむことができます。各社どんな状態にあるのか把握していきましょう。
【NTTドコモ】契約数1位だが巨額コストで後れ
NTTドコモは携帯電話事業の契約数1位を誇り、安定的な顧客基盤を持っています。売上高は伸びていますが、営業利益、純利益は昨年比マイナスです。
売上高・営業利益・純利益の変化(2026年3月期vs前年)
- 売上高(営業収益):6兆2,131億円 → 6兆4,581億円(増収)
- 営業利益:1兆205億円 → 9,421億円(減益)
- 純利益:7,185億円 → 6,602億円(減益)
これは競争力を上げるための販売促進費、ネットワーク不良などに多くの費用をかけたためとなっています。
減益はしているものの、純利益は大手4社の中で2位の成績です。スマートライフ事業などの非通信領域での売り上げの影響が大きく、収益の過半数を担っています。
参考:NTT(日本電信電話)決算短信、NTTドコモ サステナビリティレポート2025
【KDDI】本業に強い安定した経営
売上高・営業利益・純利益の変化(2026年3月期vs前年)
- 売上高:5兆8,355億円 → 6兆719億円(増収)
- 営業利益:1兆875億円 → 1兆991億円(増益)
- 純利益:6,554億円 → 7,071億円(増益)
KDDIは通信事業の成長に加え、金融、IT事業なども伸び、増収・増益となりました。
特に、Telehouseといわれる、海外主要都市45カ所以上に展開しているデータセンター事業や、金融、エネルギーといった成長領域で順調に成長しています。
一方、ミャンマーの情勢不安によるリース債権回収の遅延、短期解約者による契約獲得コストの大きさは、課題として挙げられます。
あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう
就活では、自分に合った業界・職種が見つからず悩むことも多いでしょう。
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【ソフトバンク】多角的な事業展開
売上高・営業利益・純利益の変化(2026年3月期vs前年)
- 売上高:6兆5,443億円 → 7兆387億円(増収)
- 営業利益:9,890億円 → 1兆426億円(増益)
- 純利益:5,261億円 → 5,508億円(増益)
ソフトバンクは過去最高益を更新し、全事業が好調です。ワイモバイルを中心に通信契約数が増え、PayPayなどの金融事業も大きく成長しました。
一方、大幅な下落ではありませんが、電力サービスの売り上げが市場の減少により落ちていることは懸念として挙げられます。
また、国内最大規模のAIデータセンターなど、インフラ構築への巨額の投資をしていることから、その収益化も今後の大きな課題といえます。
【楽天】2大事業を支える存在に育成中
売上高・営業利益・純利益の変化(2026年3月期vs前年)
- 売上高(売上収益):2兆2,792億円 → 2兆4,966億円(増収)
- 営業利益:70億円 → 1,063億円(増益)
- 純利益:▲1,624億円(赤字) → ▲1,779億円(減益・赤字拡大)
楽天グループは、楽天市場などのECや金融事業が好調で、売上収益は過去最高です。モバイル事業は契約回線数や売り上げが増え、営業利益が黒字化しています。
一方依然として純利益は赤字となり、要因としては海外事業の立ち上げの遅れや、物流の倉庫の稼働遅延などが挙げられます。
楽天はEC、金融、通信の3つの事業を連携させた「楽天エコシステム」の運営をおこない、メインとなるEC、金融事業を拡大させるための入り口として、通信事業の育成に注力しています。
参考:楽天グループ 2025年度通期及び第4四半期決算説明会 補足資料
あなたが受けないほうがいい職業を知っておこう
就活を成功させるためには、自分に合う職業・合わない職業を早めに知ることが不可欠です。しかし、それがわからずに悩む人も多いでしょう。
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早いうちに自分に合う職業・合わない職業を知って、就活を成功させましょう。
待遇・労働環境比較
働くうえで、待遇や労働環境を重視する人も多くいます。長期的に働けるかを判断するうえで、見ておくべき項目です。
ここからは、各社の待遇・労働環境を比較します。なお、こちらも2026年5月時点での数値となっています。
【NTTドコモ】財産形成のサポートが充実
NTTドコモの平均年収は934万円で、大手4社のなかでも比較的高い水準です。
また、アドバンスト・プロフェッショナル制度といい、高度な専門知識が求められ、労働時間と成果が相関しない場合、労働時間や休日などの規定が適用除外になります。
加えて、企業独自の年金制度や、カフェテリアポイントの利用で奨励金が上乗せされるなどの、財産形成のサポートが充実しています。
【KDDI】成果が給与に反映されやすい
平均年収約1,018万円と4社のなかでは最も高い水準です。
KDDI版ジョブ型人事制度を導入していて、専門能力と人間力を兼ね備えた人材には特別昇給、特別給与のシェアを上げ、賃金の上乗せをしています。
たとえば非管理職・総合職である基幹職で最高評価を得た場合、月額約8.5万円の昇給がかなうなど、成果が直接的に給与に反映されやすい状況です。
【ソフトバンク】成長や市場価値に合わせた公正な評価
平均年収は約849万円となり、管理職は約1,180万円、非管理職は約719万円となっています。
ソフトバンクも年齢にかかわらず、役割、成果、能力に応じて評価がなされ、役職、待遇が決定する仕組みとなっています。
また、福利厚生として自己成長支援金などの独自の支援金や、専門人材への高い報酬など、成長や市場価値に合わせた柔軟な制度が作られています。
【楽天】食・育児など生活サポートが充実
楽天は平均年収は851万円、新卒の月給は30万円(月40時間分の固定残業代72,151円含む)となっています。
給与の改定、賞与付与は年2回、6・12月のタイミングでおこなわれます。
朝・昼・夕食が無料のカフェテリアや、託児所、ヘアサロン、ジム、洗濯場、マッサージがあるなど、生活を一貫してサポートする体制が特徴的です。
プロのアドバイザーならこうアドバイス!NTTドコモ・KDDIは法令順守意識が強い印象
あくまで肌感覚ですが、各社社員との接点から感じたこととしては、少なくともドコモとKDDIは、業界外の企業と比較してもコンプライアンスへの意識が高いと思います。
有給を取れないという話は聞きませんし、残業も36協定をしっかり守っていた印象です。
ソフトバンク・楽天は体育会系の雰囲気がある
対して、ソフトバンクと楽天は、企業として当然の法令遵守はしつつも、特に営業、なかでも法人営業は貪欲さや粘り強さを感じます。
高い目標達成に向けて、自律的に働く、成果主義のカルチャーが根付いている印象です。
過去に本社ビルにお伺いすることもありましたが、後者2つの会社は、夜遅くまでビルにいる人が前者より多かった印象でもあります。
あなたが受けない方がいい職業を確認しよう!
就活では自分のやりたいことはもちろん、そのなかで適性ある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期退職に繋がってしまうリスクが高く、適職の理解が重要です。
そこで活用したいのが「適職診断」です。質問に答えるだけで、あなたの強みや性格を分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
まずは強みを理解し、自分がどの職業で活躍できるか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
社風比較
会社の居心地は仕事のパフォーマンスに大きく影響を与える可能性があります。
入社後ミスマッチを感じないためにも、各社の雰囲気もしっかりとつかんでいきましょう。
ここからは、大手の社風を比較します。自分に合う社風なのか考えながら読み進めていきましょう。
アドバイザーのリアル・アドバイス!何に共感できるのか? ワクワク胸高まるか確認してみよう
私が感じている各社の社風を解説します。
ドコモ
「数字だけが成果じゃない」という言葉が象徴するように、プロセスや、かかわる人の感情を非常に重視する社風です。
KDDI
「プロを創り、育てる」という方針の通り、個々の専門性を社会課題を解決するための「武器」として磨き上げる志があります。
ソフトバンク
個人の「No.1の強み」を爆速で事業成長のエネルギーに変換する瞬発力があります。
楽天
「GET THINGS DONE」の精神で、泥臭くても「完遂する力」を何よりの価値としています。
現在の就活市場では「知名度」より「共鳴」が重要です。
自分が一番何にワクワクするかを確かめてみてください。
【NTTドコモ】真面目・誠実
日本最大規模の通信インフラを支えるドコモには、強い責任感、真面目、誠実な社風があります。
インターンシップのテーマで「デカいことをやろう」と掲げていますが、会社全体としても挑戦を促す風土があり、社員の挑戦を評価する「プラスチャレンジ」制度、挑戦者を育成する「ドコモアカデミー」もあります。
また、役職や世代を問わずフラットに相談できる「ふらっと1on1」など、風通しの良い環境づくりにも力を入れています。
【KDDI】強固なチームワーク
KDDIはチームワークに強みがあり、これまでも通信障害などの危機をチームワークを活かして乗り越えています。
ジェネラリストもスペシャリストも互いに尊重し、高め合い、良いチームを作る文化が大切にされているのです。
また、以前は安定運営を重視していましたが、近年は「夢中に挑戦できる会社」を掲げ、失敗を恐れず挑戦する文化への変革を進めています。
【ソフトバンク】非連続成長を求める
ソフトバンクは5つの価値観「No.1」「挑戦」「逆算」「スピード」「執念」を掲げています。非連続成長を求めるベンチャー気質の社風で、より高い目標を目指す姿勢を大切にしています。
スタートアップさながらのスピード感で意思決定し、また目標への強い「執念」が重視され、それが高い成果につながっているのです。
変化を受け入れ自ら成長できる集団を目指しています。
【楽天】「楽天主義」の徹底
楽天は社内公用語が英語であり、多様なバックグラウンドを持つ優秀な社員が集まる環境です。
一方社内は楽天主義という価値観が共有されていて、全社員向けワークショップがおこなわれるなど浸透させる動きがあります。
また、一人ひとりの成長を目指して、自己啓発やスキル習得のサポートがあり、常に学び成長することが求められます。
アドバイザーのリアル・アドバイス!人によってはマイナスに感じられる社風に注意
外から見えるイメージと、中で働く社員の肌感覚には、確かに違いがあります。
ドコモ
「真面目・誠実」と評されますが、NTTグループ特有の「重厚な石橋を叩いて渡る」文化が強くあります。若手に裁量はありますが、意思決定には多くのプロセスが必要です。
KDDI
「チームワーク」を掲げますが、実態は非常に「堅実でコンプライアンス意識が高い」組織であり、突出した個よりも協調性が重んじられる傾向にあります。
ソフトバンク
「挑戦」のイメージ通り、実態も「トップダウンによる猛烈なスピードと成果主義」があり、変化を楽しめない人には厳しい環境と言えます。
楽天
「ベンチャーマインド」と言いますが、実態は「楽天主義という強烈な理念共有に基づく、体育会系的な団結力」が特徴です。
所要時間はたったの3分!
受けない方がいい職業を診断しよう
就活で大切なのは、自分の職務適性を知ることです。「適職診断」では、あなたの性格や価値観を踏まえて、適性が高い職業・低い職業を診断します。
就職後のミスマッチを避けたい人は、適職診断で自分に合う職種・合わない職業を見つけましょう。
- 自分に合う職業がわからない人
- 入社後のミスマッチを避けたい人
- 自分の強みを活かせる職業を知りたい人
求める人材比較
大手通信業界に内定するのは、具体的にどのような人なのでしょうか。ここからは、各社の求める人材を解説するので、マッチするか確認しましょう。
【NTTドコモ】当事者意識・やり遂げる力がある
NTTドコモは、入社時から専門的な知識がある人材を求めています。
また、行動原則として挙げられている「当事者意識」「リスペクト」「チャレンジ」「つなぎきる」を体現する人材は評価されます。
「デカいことをやろう」と挑戦心もありつつ、最後まで責任感を持ってやりきる(=つなぎきる)人が求められているのです。
【KDDI】高い専門性を持ちチームで挑戦できる
ジョブ型の人事制度を通じ、それぞれの領域で突出したスキルを持つプロフェッショナルを求めています。
また、「夢中に挑戦できる会社」を掲げていて、自身の個性や強みを活かし、時間を忘れて仕事に取り組める人材を求めます。
加えて、チームワークを重視するKDDIでは、社内外パートナーと互いの価値観を認め合い、良いチームを作れるかも重要なポイントです。
【ソフトバンク】変化を楽しみ挑戦できる
変化を楽しみ、No.1への執念を持って自ら行動できる人が求められています。自ら未来を創る人が求められるのです。
AIエンジニアやグローバル人材、経営層と同じ目線やスキルを持っている人材など、高度な人材が求められる部分もあります。
現状に満足せず、高い目標に挑み続けられる人が合っているといえます。
【楽天】起業家精神を持ち世界を舞台に学び続ける
グループ全体でAIを活用していて、優秀なエンジニアや研究者などの専門スキルの高い人が求められています。
また、社内への浸透が徹底されている楽天主義への理解や実践力があること、加えて起業家精神を持ち、新しいスキルを自発的に習得するような挑戦心も必要です。
加えて、社内公用語が英語であり、さまざまな価値観を理解し、環境を選ばず活躍できるグローバル志向も重要です。
プロのアドバイザーはこう分析!生活を支える「手段」に共感するか見極めて
私が思う、求める人材の違いは以下です。
ドコモ
「人」を中心に据え、前例のない困難にも「粘り強く」立ち向かい、数字だけでなく「なぜ」という感情も大切にする。
KDDI
「プロを創り、育てる」ジョブ型人事制度を導入しており、初期配属領域を確約するコースなど、専門性を磨く意志がある。
ソフトバンク
「挑戦は進化」とし、圧倒的なスピード感と、他者に負けない「No.1の強み」を持つ個性。
楽天
「GET THINGS DONE」の精神で、自ら動き、世界をエンパワーメントする強い実行力と起業家精神を持つ。
KDDIの「領域確約コース」やドコモの「WILLコース」のように、初期配属を重視する傾向が強まっています。自分の「成し遂げたいこと」が、どの社の「手段」と一番ワクワクして重なるかを探してみてください。
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各社の選考対策
同じ通信業界でも、注力事業や社風など、まったく異なるため、選考対策もそれぞれしっかりとおこなう必要があります。
ここからは、OBも含めたキャリアコンサルタントから、各社の選考対策を解説するので、ぜひ参考にしてください。
【NTTドコモ】幼少期からの深掘り自己分析
NTTドコモで重要なのは、どれほど信頼を勝ち取れるかです。
選考は徹底的な人柄のすり合わせが特徴です。キャリアコンサルタントの高尾さんによる、具体的な選考対策の解説をチェックしてみましょう。
アドバイザーからワンポイントアドバイス人柄を徹底的に分析し安定感・誠実さを示そう
NTTドコモの選考を突破するためには「圧倒的な安定感と誠実さ」が必要です。
選考では、派手な実績よりも、困難な状況下でも当事者意識を持って地道にやり遂げた経験、再現性が厳しく問われます。
幼少期からのすべての選択を「なぜ」で深掘りしよう
内定者の声にもある通り、面接では幼少期にまで遡る自分史の徹底的な深掘りが特徴です。
すべての選択に「なぜ?」を繰り返し、自身の根底にある価値観を言語化しましょう。
そのうえで、ドコモという巨大なプラットフォームを使って、社会にどう着実に貢献したいのかを、熱意を持ち論理的に伝えてください。
【KDDI】志向と職種の緻密なすり合わせ
専門スキルを持つ人材を求める傾向にあるKDDIは、応募職種も細かく分かれ、その分丁寧なすり合わせが重要です。
具体的な対策について、キャリアコンサルタントの馬場さんの解説を確認しましょう。
プロのアドバイザーならこうアドバイス!各職種と自分の志向を緻密にすり合わせよう
現在の就活市場では、入社後のミスマッチを防ぐ「ジョブ型採用」が加速しており、KDDIはその代表格です。
初期配属領域を確約するコースを幅広く用意しています。そのため、対策として最も重要なのは、各職種の「応募要件」や「初期配属時の業務」と、自分の「WILL(志向)」や経験を緻密にすり合わせることです。
解像度を上げた状態で等身大の自分でぶつかろう
単に「御社に貢献したい」ではなく、「領域・業務・活かしたい強み・目指すプロとしての像」の解像度の高い提案が求められます。
KDDIは人材育成にも力を入れており、あなたの「挑戦したい」という意欲を真摯に受け止めてくれる会社です。自信を持って、等身大のあなたをぶつけてみてください。
【ソフトバンク】強さと覚悟の明示
大手企業でありながらベンチャー精神を持つソフトバンクは、芯の強さや覚悟感が重要です。
ソフトバンク出身の髙橋さんに、選考対策を聞きました。OBならではの視点をチェックし、選考に備えましょう。
アドバイザーのリアル・アドバイス!圧倒的実力主義! 乱高下についていく強さ・覚悟を示そう
これまでの2社と社風が違い、大分類するならば、「学歴よりも実力主義」の社風がある印象です。
親のソフトバンクグループは、日本企業で数社しかない数兆円の黒字を出したと思ったら、別年度では赤字をたたき出すという、乱高下の激しいカルチャーもあります。ついていけるだけのタフさをアピールする必要があります。
ソフトバンクグループの会社戦略を徹底的に分析しよう
そもそも「通信」という業界の括りさえ難しく、ある一面では「投資会社」でもあるので、それを加味して、巨大コングロマリットなソフトバンクの会社戦略の分析をしましょう。
上記の会社分析とあわせて、実力主義の世界に飛び込む覚悟が必要です。
ソフトバンクの内定者のES・面接回答は以下の記事で紹介しているので、併せて参考にしてください。
【楽天】起業家精神のアピール
メガベンチャーの楽天は、他の大手企業とは一線を画し、起業家精神・主体的な姿勢が必要です。
具体的な内容をキャリアコンサルタントの解説から確認しましょう。
アドバイザーからあなたにエール自ら動き現状を打破する起業家精神を見せよう
「楽天主義」という強烈な共通言語を持つ楽天グループ。
他の3社とはまったく異なる「1兆円ベンチャー」としてのDNAを理解することが選考突破のための必須条件です。
求められるのは、完成されたスキルよりも、圧倒的な「起業家精神(アントレプレナーシップ)」と、変化を楽しみ、自ら動いて現状を打破する「主体性」。
「楽天を使って世界を変える」高い視座を見せよう
面接では、未経験の領域であっても「自ら学び、スピード感を持って成果を出した」経験を具体的にアピールしましょう。
また、世界を舞台にした挑戦への志も重視されます。「楽天で何を学びたいか」ではなく、「楽天を使って世界をどう変えたいか」という高い視座を持って、選考に臨みましょう。
通信業界の志望動機の作り方はこちらをチェックしてください。
通信業界はしんどいのか、業界全体の特徴を見たい人はこちらのQAコンテンツを参考にしてください。
業績・事業・待遇など優先順位をつけ会社を見つけよう
通信業界と言っても各社色濃く違いがあることがわかったと思います。通信業界を志望する人は、これらの違いを把握して、それぞれに合う対策をしましょう。
業績・社風・選考対策それぞれに大きな違いがあるため、自分に合う、もしくは挑戦したいと思える環境はどこなのか、自己分析をしたうえで判断しましょう。
なお自己分析のやり方は以下の記事で詳しく解説しているので、企業研究と並行してぜひ読んでみてください。
参考データ一覧
NTTドコモ
NTT(日本電信電話)決算短信
サステナビリティレポート(Sustainability Report 2025)全体版
サステナビリティレポート(分割版:ビジョン・数字で見るNTTドコモ)
KDDI
有価証券報告書(2025年3月期)
サステナビリティ統合レポート 2025
第42期 中間連結会計期間 半期報告書
KDDI株式会社 採用情報サイト
ソフトバンク
2026年3月期 決算(2026年5月13日)
ESGデータブック 2025
統合レポート 2025
楽天グループ
第29期 有価証券報告書(2025年12月期)
2025年度通期及び第4四半期決算説明会 補足資料
掲載内容: 最新の売上高
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi











3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリアコンサルタント
Arisa Takao〇第二新卒を中心にキャリア相談を手掛け、異業種への転職をサポートする。管理職向けの1on1やコンサルティング業界を目指す新卒学生の支援など年齢や経歴にとらわれない支援が持ち味
プロフィール詳細国家資格キャリアコンサルタント
Norihiro Takahashi〇過去には外資企業、現在も金融大手の人事系部門管理職で年間100名超のキャリア面談実績がある。ベンチャー人事顧問と大学キャリア講義も担当。
プロフィール詳細国家資格キャリアコンサルタント
Gaku Baba〇製造メーカーやITベンチャーの企業人事に従事する傍ら、キャリアエージェントとして数多くの転職希望者の支援も実施。幼児教育事業も展開するなど、幅広い年代のキャリア支援に携わる
プロフィール詳細